ちょっと前なんですが、私の地元小樽の隣町、余市町に出かけてあちこち回ってきました。
その中で、一番の目的がニッカウヰスキー余市蒸溜所(北海道工場)の見学です。
余市はニッカウヰスキーの創業地ということで、最近では、“日本のウイスキーの父”と呼ばれるニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝氏と英国人の妻、リタさんをモデルとした、秋から放送されるNHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」の舞台としても注目されていますよね。
もちろん、その前にニッカウヰスキー余市蒸溜所を見ておきたい、ということで行ってきたわけです。
ニッカウヰスキーの余市蒸溜所見学には、案内係のガイド付き蒸溜所見学というのがあって、案内係の方によるウイスキーの製造工程やニッカウヰスキーの歴史などの説明を聞きながらの見学があるんですよね(もちろん、自由な見学もできます)。
あっ、広い蒸溜所内の見学は、無料です。
今回はガイド付きの見学希望だったので、まずは、正門の受付に行って申し込みをしました。
(ちょうど余市神社のお祭りの時期だったので、正門には紅白の幕がかかってました)
ガイド付きの見学は、午前9:00~12:00、午後13:00~15:30の間で、約30分毎に出発して、所要時間は約60分(見学、酒類の試飲等を含む)とのことです。
※見学についての詳細は、ニッカウヰスキーのサイトのこちらで。
→余市蒸溜所 見学ガイド | NIKKA WHISKY
そうそう、今回は車で行ったのですが、駐車場が分からず、まずは受付のある正門に行ったのですが、そこで駐車場の場所を丁寧に教えていただきました。
駐車場は、全く反対側になるんですね。
つまり、見学コースとしては、終点位置に駐車場があるので、車を止めてから、敷地内を通って再び受付のある正門まで歩いていくことになります。
で、受付を済ませて、すぐ近くの待合室で待機して、時間が来たら案内係の方と見学のスタートです。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所見学
蒸溜所の様子を隅々とは行きませんが、目に止まった写真を何点か掲載したいと思います。
伝統的な石炭直火焚き蒸溜でアルコールを取り出しているそうです。
1934年に設立された、ニッカウヰスキーの前身である大日本果汁株式会社です。
この会社の略称「日果(にっか)」から、「ニッカウヰスキー」になったそうです。
この洋館は、「リタハウス」と呼ばれていますが、かつての研究室だそうです。
製造工程の見学に続き、ウイスキー博物館があります。
ウイスキーの貯蔵庫2棟を改装した博物館で、「ウイスキー館」では、ウイスキーについての歴史や製造工程を、「ニッカ館」では創業者の竹鶴政孝氏とリタ夫人にまつわる様々な展示がされています。
ということで、ガイド付きの見学はここまでで、最後にその先の「ニッカ会館」で、お楽しみの試飲ですね。
あっ、書き忘れましたが、案内してくれたのは、とても可愛い女性の係の方でした!
(うちの奥さんも、可愛い〜って言ってましたから 笑)
初めて見学する時は、まずはガイド付きで見学するのが、色々と分かっていいでしょうね。
で、試飲ですが、シングルモルト余市10年・鶴17年・アップルワインを各1杯ずつ試飲できます。
直前には、それぞれの美味しい飲み方も教えてくれました。
ボケちゃいましたが、美味しい飲み方の説明は博物館の最後にありました。
何だか凄く美味しくて、まったりゆったり、ツマミなんかも買ったりして、すいません、車の運転は奥さん任せで、試飲を楽しませてもらいました。
ちなみに、運転者には、それと分かるようにステッカーを渡され、試飲場所では、アップルジュースなどのソフトドリンクを用意してくれてます。
以上で、見学・試飲と一通りが終了ですね。
もちろん、掲載した以外にもあちこち見学してきましたが、歴史のある建物と興味深いウイスキーの蒸溜所の様子とで、なかなか面白い60分ほどの見学でした。
そうそう、余市蒸溜所の建造物9棟は、登録有形文化財(建造物)として認定されているとのことですから、そもそも建物としても、歴史を感じさせる興味深いものなんですよね。
→余市蒸溜所~国の登録有形文化財に認定 | NIKKA WHISKY
見学施設は17:00まで開放していて、もちろんガイド案内終了後も、自由に施設を見学できるので、もう一度見たい箇所に戻ってゆっくり見てもいいですね。
※ニッカウヰスキー余市蒸留所のサイト。
余市蒸溜所 | NIKKA WHISKY
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