【余市】ニッカウヰスキー余市蒸溜所の登録有形文化財「旧竹鶴邸」と「リタハウス(旧研究室)」【補足記事】

ちょっと前なんですが、私の地元小樽の隣町・余市町にある、ニッカウヰスキー余市蒸溜所(北海道工場)の見学に行ってきました。

その様子は、すでにこちらの記事で紹介済みですが、
【余市】ニッカウヰスキー余市蒸溜所に行って、ガイド付き蒸溜所見学をしてきました

今回は工場敷地内に建つ、旧竹鶴邸リタハウス(旧研究室)についての補足記事です。

実は、この2つの建物は、どちらも国の登録有形文化財として認定されている、歴史ある建物なんですね。

それに、秋から放送される、ニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝氏と英国人の妻、リタさんをモデルとした、NHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」も話題ですしね。

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旧竹鶴邸

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旧竹鶴邸については、ニッカウヰスキーのサイト内に記載があります。

創業者竹鶴政孝が夫人リタとともに使用していた余市町の郊外山田町の住居を平成14年12月に工場内に移築、復元し、玄関ホールと庭園を一般公開しています。和洋折衷の造りとなっております。
旧竹鶴邸 – 余市蒸溜所 見学ガイド | NIKKA WHISKY

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ということで、建物は移築、復元されたものなんですね。

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玄関ホールまでは入ることができます。

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和洋折衷のつくりは、やはりスコットランドからきた、リタさんのためだったのでしょうかね。

建築は1935年のようで、文化遺産オンラインのサイトにも詳細が記載されています。
※参考:ニッカウヰスキー北海道工場旧竹鶴邸 文化遺産オンライン

リタハウス(旧研究室)

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リタハウス(旧研究室)については、ニッカウヰスキーのサイト内に記載を見つけられなかったので、文化遺産オンラインのサイトから引用すると、

工場敷地の旧地主但馬八十次の住宅を購入し,事務所と研究室とする。木造2階建,切妻屋根の主棟に棟を直交させた切妻屋根の従棟が続き,腰折れの屋根窓などで飾る。基礎は玉石積,外壁はモルタル塗で,開口部の多い開放的なつくりに特徴。
ニッカウヰスキー北海道工場研究室 文化遺産オンライン

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建築は1931年とのことで、元々は研究室として使用された建物で、近年では、喫茶室として利用されていたこともあるようで、現在は「リタハウス」の愛称で親しまれているとのことです。

※参考:
ニッカウヰスキー余市蒸溜所 | ようこそさっぽろ 北海道札幌市観光案内
ニッカウヰスキー北海道工場(余市蒸溜所) | スポット~道央4(後志) | 北海道ファンマガジン

ウイスキー製造関連の建物とは違ったこれらの建物にもまた、歴史があって興味深いですね。

以上、ニッカウヰスキー余市蒸溜所内に建つ、登録有形文化財の「旧竹鶴邸」と「リタハウス(旧研究室)」についてでした。

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