高校生の時、リバイバルで映画「ウッドストック」を観て、初めて知ったテン・イヤーズ・アフターとギターのアルヴィン・リー。
とにかくその時の「I’m Going Home」におけるアルヴィン・リーのギターにぶっ飛んでしまい、懸命にアルバムを探しました。
で、中古レコードを扱っているお店でやっと見つけたのが、こちらのアルバムです。
「UNDEAD/TEN YEARS AFTER IN CONCERT」
当時、どのくらい地元周辺に中古レコード店というものがあったのか分からないのですが、少なくとも中古専門店は当時の私は知らなかったので、偶然「I’m Going Home」の入ったこのアルバムを見つけて、大喜びだったのは言うまでもありません。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。このアルバムは、1968年のバンド2枚目にしてのライブアルバムですね。
1968年ですから、私がぶっ飛んだウッドストックの前に演奏された、「I’m Going Home」が聴く事が出来るというわけですね。
アルヴィン・リーのギターは速弾きのハシリですが、あまりチョーキングを使わない、いわばジャズ的なアプローチで、演奏もインプロビゼーションの応酬の中で、ブルース・ロック・ギターを弾くといった感じでしょうか。
レオ・ライオンズの弾くベースラインが特にその感じを醸し出していて、A面2曲目の「ウッドチョッパーズ・ボール」なんか凄いですよね。
スィング感があるとも言えますが、やっぱりロックです。カッコいいです。
今では、そうでもないのかもしれないですが、当時、ES-335から繰り出されるその速さは脅威でしたよね。
そして、アルバム通して聴いた後も、頭から離れないのは、やっぱり「I’m Going Home」なのです。
このライブの演奏は、緊迫感がすごくて最高です。
※Amazonアソシエイトプログラムでも紹介してますが、記事中のものと同じ内容ではない場合もあるのでご了承願います。
◆iTunes StoreでUndead – Ten Years Afterをチェックする。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.2.25)