映画「ウッドストック」のリバイバル上映で、アルヴィン・リーのギターにすっかりまいってしまったのですが、テン・イヤーズ・アフターで最初に手にしたアルバムは、ライブ盤の「UNDEAD」でした(記事はこちら:UNDEAD/TEN YEARS AFTER IN CONCERT)。
次は、スタジオ録音のアルバムをと思って探し、手にしたのがこちらのアルバムです。
「Ssssh」(夜明けのない朝)
1969年発表で、テン・イヤーズ・アフターの4枚目ですね。
入手したアルバム自体は、再発の輸入盤です。
細かい時期が分からないのですが、ウッドストックにも出演して絶好調の頃でしょうか。
ジャケットに記載されているこのアルバムの録音が1969年の6月となっていて、実際の発売月は分からないのですが、ウッドストックが1969年8月ですからね。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。アルヴィン・リーのギターは相変わらず凄まじいものがありますが、サウンド的にはブルース・ロックという感じを通り越して、ハード・ロックに近づいてますね。
激しく、ガツンときます。
どうしてもアルヴィン・リーのギターに耳がいってしまうのですが、このバンドは他のメンバーの演奏も凄いですよね。
個人的に忘れないように、メンバーを記しておくと、
レオ・ライオンズ:ベース
チック・チャーチル:キーボード
リック・リー:ドラムス
レオ・ライオンズの迫力あるベース・ラインが特に印象的です。
A面4曲目の「Good Morning Little Schoolgirl」は、あ〜あの曲だったんだ、と、最初は気づきませんでした。すっかりテン・イヤーズ・アフターのサウンドになってますものね。
それと、B面最後の圧巻の曲「I Woke Up This Morning」は、これが邦題の「夜明けのない朝」だったんですね。知りませんでした。
なんといっても輸入盤だったので、聴いてすぐには気づかない事が多かったです。
ライブが本領発揮と言われていますが、いやいやなかなかスタジオ盤も迫力あってカッコいいです。このアルバムはブルース・ロックの名盤といえそうですね。
ところで「Ssssh」って何て読むんだろう…
◆iTunes StoreでSsssh – Ten Years Afterをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.6.23)