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Ssssh/テン・イヤーズ・アフター〜邦題のタイトルにもなっている「夜明けのない朝」を含むブルース・ロックの名アルバム

analog2015-06-18 14.10.03映画「ウッドストック」のリバイバル上映で、アルヴィン・リーのギターにすっかりまいってしまったのですが、テン・イヤーズ・アフターで最初に手にしたアルバムは、ライブ盤の「UNDEAD」でした(記事はこちら:UNDEAD/TEN YEARS AFTER IN CONCERT)。

次は、スタジオ録音のアルバムをと思って探し、手にしたのがこちらのアルバムです。

Ssssh」(夜明けのない朝

1969年発表で、テン・イヤーズ・アフターの4枚目ですね。
入手したアルバム自体は、再発の輸入盤です。

細かい時期が分からないのですが、ウッドストックにも出演して絶好調の頃でしょうか。
ジャケットに記載されているこのアルバムの録音が1969年の6月となっていて、実際の発売月は分からないのですが、ウッドストックが1969年8月ですからね。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
アルヴィン・リーのギターは相変わらず凄まじいものがありますが、サウンド的にはブルース・ロックという感じを通り越して、ハード・ロックに近づいてますね。
激しく、ガツンときます。

どうしてもアルヴィン・リーのギターに耳がいってしまうのですが、このバンドは他のメンバーの演奏も凄いですよね。
個人的に忘れないように、メンバーを記しておくと、

レオ・ライオンズ:ベース
チック・チャーチル:キーボード
リック・リー:ドラムス

レオ・ライオンズの迫力あるベース・ラインが特に印象的です。

A面4曲目の「Good Morning Little Schoolgirl」は、あ〜あの曲だったんだ、と、最初は気づきませんでした。すっかりテン・イヤーズ・アフターのサウンドになってますものね。

それと、B面最後の圧巻の曲「I Woke Up This Morning」は、これが邦題の「夜明けのない朝」だったんですね。知りませんでした。
なんといっても輸入盤だったので、聴いてすぐには気づかない事が多かったです。

ライブが本領発揮と言われていますが、いやいやなかなかスタジオ盤も迫力あってカッコいいです。このアルバムはブルース・ロックの名盤といえそうですね。

ところで「Ssssh」って何て読むんだろう…

  
◆iTunes StoreでSsssh – Ten Years Afterをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.6.23)


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