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ワンネス/カルロス・サンタナ〜初のソロ名義のアルバムはA面大阪公演ライブ、B面スタジオ録音

ワンネス以前投稿した、テン・イヤーズ・アフターの時と同様なんですが、高校生の時、リバイバルで映画「ウッドストック」を観て、とても印象に残ったミュージシャンのうちの一人が、サンタナでした。

ただ、カルロス・サンタナは、私が高校生の頃は既に人気ギタリストで、「哀愁のヨーロッパ」などは、ギター少年にとってはコピー必須曲みたいな感じで他の曲もよく聴いていました。

それでも、サンタナの若い頃の「ウッドストック」でのエネルギッシュな演奏を初めて聴いて、改めてその魅力にひかれたものです。

さすがにサンタナは地元のレコード店でも普通に扱っていたのですが、なんとなく最初に手を伸ばしたのがこちら。

ワンネス」(Oneness, Silver Dreams – Golden Reality)


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
これを買ったのは、たしか、リバイバルの映画「ウッドストック」を見る前で、中学生のときだったかもしれません。

他に名盤はいっぱいあるのに、何故このアルバムかと言うと…、う〜ん、あまり理由はなくて、有名な曲は既に色々なところで聴くことができていたので、知らないアルバムを聴きたかったというのと、ちょうどその頃に新譜としてリリースされていたアルバムであったということでしょうか。

1979年リリースで、買うときは知らなかったのですが、カルロス・サンタナ名義のソロアルバムはこれが初だったんですね。

A面収録の6曲は大阪公演のライブを収録していて、全体的に神秘的とでもいうか、ラテン色に宗教っぽさ(?)も入っているような感じです。

B面はスタジオ録音で、こちらサイドは純粋にサンタナのギターが楽しめるのではないでしょうか。
アルバム最後の曲「ソング・フォー・ディヴァディップ」のギターなんかは、ワクワクして単純に壮快です。

アルバム通して、サンタナのギターはふんだんに聴くことができ、いい曲も揃っているのですが、このアルバムは代表作とまではいかないようで、う〜ん、まあ、確かにアルバムとして、トータル的にちょっと物足りないかもしれませんが…
もちろんサンタナは、その後にも他のアルバムを求める事になりました。

余談ですが、実は中学生の頃に、サンタナのファンだという高中正義も聴き出したんですよね(このアルバム「ワンネス」の解説も書いてます)。

実際、高中正義は随分と聴いたので(更に日本人のいわゆるフュージョン・ギタリストのアルバムも)そのうち、そっちもつぶやきたいと思っています。

※Amazonアソシエイトプログラム等でも紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
◆iTunes StoreでOneness – Silver Dreams Golden Reality – カルロス・サンタナをチェックする。

※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.2.26)