少し前のことですが、ザ・バンドのキーボード(オルガン)奏者で、最後の存命メンバーだったガース・ハドソンが、2025年1月21日に死去したというニュースがありました。87歳でした。
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ニュースによると、ニューヨーク州ウッドストックにある介護施設で、安らかに眠るように息を引き取ったとのことです。
音楽的な天才とも言わて、ザ・バンドの中で年上で寡黙なガース・ハドソンは、どちらかというとメンバーの中では異質ともいえる雰囲気も漂わせていましたが、ガース・ハドソンの弾くオルガンなどの演奏は、ある意味ザ・バンドのサウンドを決定づけるものでもあったかもしれませんね。
やっぱり、特に印象的なのは1968年のデビュー・アルバム「Music from Big Pink」の「Chest Fever」のイントロでしょうかね。
サックスも吹いていて、「It Makes No Difference」なども印象的です。
リチャード・マニュエルは1986年、リック・ダンコは1999年、リヴォン・ヘルムは2012年、ロビー・ロバートソンは2023年に亡くなっています。
亡くなってから時間が経過してしまいましたが、大好きなザ・バンドの最後の存命メンバーだったガース・ハドソンの訃報については、やっぱり書き留めておくことにしました。
ガース・ハドソン氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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