国道5号線の小樽の桃内〜忍路間は、新しい忍路トンネル(全長1742m)の開通により、2018年3月17日にこれまでの海岸沿いから山側へと切り替わりました。
旧道となったこれまでの海岸沿いは、道路からの眺めがとても良くて人気のルートでもあったのですが、落石や岩盤崩落の危険箇所が多数あり、1998年以降17回もの土砂崩れなどの災害が発生していて、安全面の確保のために、小樽開発建設部が2008年度からこの間の国道を山側に移す新ルートの事業化に着手し、2013年に着工してました。
この国道5号線の新しい忍路トンネル開通のニュースはテレビでも放送されていましたが、こちらはHTBニュースの映像です(HTBニュースのYouTubeチャンネルのニュース動画から)。
開通は3月17日午後3時だったのですが、開通に先立って関係者らによるセレモニーも行われたようです。
この国道5号線の切り替えによって、旧桃内トンネルと旧忍路トンネルを含めた、海岸沿いを走る旧道は通行できなくなり、私もお気に入りだった海沿いの風景も見られなくなってしまったのは残念ですが、安全面を考えると、やむを得ないですね。
※参照ニュース
・小樽市の国道5号で「忍路トンネル」開通 | HTBニュース
・2018年3月3日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・2018年3月20日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・国道5号の新しい「忍路トンネル」が開通します!~新しいルートに切り替わります~ (PDF:942KB)(サイト国土交通省 北海道開発局内の報道発表資料から)
※旧道の様子は、関連ブログで紹介しているので、こちらのリンクからどうぞ。動画もあります。