白人ブルース・ギター・ヒーローのマイク・ブルームフィールドです。
とはいえ、この人関連のアルバム、特に1970年代以降のものはなかなか手にする事ができませんでした。
このアルバムも、どのような経緯のものかはよく分からないのですが、レコード店で目にしてとにかく手を出しました。
「American Hero」
1984年発表の輸入盤を手にしましたが、アルバム詳細はまったく分かりません。イギリス盤です。
1965年からのバターフィールド・ブルース・バンド、そしてエレクトリック・フラッグ、その後のスーパー・セッション。
1973年のジョン・ハモンドとDr.ジョンとの「三頭政治(Triumvirate)」。
ここら辺までは、ソロ・アルバムもはさんで、活躍していたようですが、その後はソロ・アルバムを出しているものの薬物の問題もあり目立った活躍が少ないようで、情報も極端に少なくなってしまうんですよね。
で、「Junko Partner」(1982年)というアルバムがあるんですが、そちらは持ってないので、はっきりとは分からないですが、ジャケットが今回のアルバムとほぼ同じで、収録曲も同じなのではないでしょうか。
では、それぞれのアルバムは、どういう繋がりなのだろうか?さっぱり分かりません(苦笑)
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。ちなみにジャケットはアコースティック・ギターを持っているイラストですが、アコースティックの曲はありませんね。
このアルバムの内容ですが、ブルースと言っても、様々なスタイルのブルースを、かなりリラックスして演奏しています。
演奏自体は、録音状態も含めて結構ラフなんですが、それがかえって本当に楽しそうな雰囲気をかもし出していて、何ともいい感じです。
恐らくボーカルは本人のようですね。上手くはないですが、気持ちよさそ~に歌ってます。
たっぷりとブルース・ギターを聴かせてくれる曲はもちろんご機嫌ですが、数曲収録されているニューオーリンズ風の曲がいい味出してます。
A面5曲目の「Junko Partner」は、ドクター・ジョンの「ガンボ」にも入っている曲ではないでしょうか(プロフェッサー・ロングヘアもやってますね)。
内容詳細が分からなくても、何たってマイク・ブルームフィールドのギターですからね。充分楽しめました。
それにしても、37歳没(1981年2月15日)ですか…
◆iTunes StoreでAmerican Hero – マイク・ブルームフィールドをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.9.18)