【U-21日本代表】トゥーロン国際大会2018グループステージ サッカーU-21日本代表対U-21トルコ代表 テレビ観戦記(2018.5.29)

現在、ワールドカップ前でA代表が何かと話題になっていますが、若いサッカーU-21日本代表の選手たちが、トゥーロン国際大会2018に参加しています。

フランスのトゥーロンで開催されるこの国際大会は、若手の登竜門として知られる大会ですが、今回、日本は2020年の東京五輪世代のU-21で臨みます。もちろん、結果は重要ですが、何より、国際経験を積んで大きく成長することが期待される大会でもありますね。

グループステージ初戦の対戦相手はU-21トルコ代表です。

トゥーロン国際大会2018グループステージ U-21日本代表対U-21トルコ代表

キックオフ:2018年5月29日(火) 0:00キックオフ(日本時間)
試合会場:スタッド ジュール ラドゥメグ

先発メンバー

GK 12 山口瑠伊(エストレマドゥーラ/スペイン)
DF 20 椎橋慧也(仙台)/5 冨安健洋(シントトロイデン/ベルギー)/4 板倉滉(仙台)
MF 2 藤谷壮(神戸)/7 井上潮音(東京ヴェルディ)/3 中山雄太(柏)/6 初瀬亮(ガンバ大阪)
MF 10 三好康児(札幌)/16 森島司(広島)
FW 19 小川航基(磐田)

システムは3-4-2-1ですね。
森保一監督がコーチとしてA代表に帯同するために、横内明展コーチが監督代行として指揮を執っています。

大会は40分ハーフというのが特徴で、交代はGKを含めて5人です。

注目はやっぱり地元が北海道ですから、北海道コンサドーレ札幌から選出されている三好選手ですね。なんといっても代表の10番を背負ってます。

そうそう、残念ながら、ドイツでブレークしつつあるハンブルガーSVの伊藤選手は、負傷のために不参加となってます。

グループステージ1試合目U-21トルコ代表戦観戦記

立ち上がりから、日本が積極的にボールを動かしています。
トルコもプレスが厳しいのですが、うまく対応してますね。対して、日本も積極的にプレスをかけているので、前半は序盤から一進一退の攻防が続きます。

前半14分に、トルコのミドルシュートがクロスバーを叩くという危ないシーンがありましたが、こういう海外選手のゴールに向かう積極的なところは要注意ですね。

前半は、お互いに優位に攻撃を進める時間帯がありましたが、お互いに決定的なシーンはなく、0—0で折り返します。

どちらかというと、日本がボールを保持して優位に進めていた感じはありますが、トルコのゴール前のシーンは迫力があったので、試合の行方はまだまだ分かりませんね。

相手CBの高さがあるので、なかなか単純なクロスは厳しいですね。そんな中、三好のキープ力と展開力は魅力です。

後半開始からのメンバー交代はありません。

後半立ち上がりは、トルコの方が積極的に圧力をかけてきてますね。

しかし、後半4分、中央からドリブルで持ち上がった森島からのパスを、右サイドで受けた三好が、ワントラップして左足で狙いすまして放ったシュートがゴール左サイドのネットを揺らして、日本先制です!!

三好、上手いシュートでしたね〜!

この後、トルコが攻勢をかけてきましたが、日本はプレスを緩めずうまく対応してます。
井上→DF 15 杉岡大暉(湘南)(後半13分)

後半21分、トルコが選手交代でより攻撃的にきたところ、プレスにあいながら自陣ペナルティエリア内でGK経由で回したパスをサイドでカットされ、これをゴール前に繋がれて、交代した選手に決められ、1—1の同点に追いつかれます。

ちょっと各選手がプレッシャーに慌てましたね。これでトルコが俄然勢いがついてきた感じです。日本もやや足が止まってきたでしょうか。
小川→FW 11 田川亨介(鳥栖)(後半28分)

後半32分、杉岡がペナルティエリア内で浮き玉の処理をしようとした際に、手に当ててしまいPKを与えてしまいます。う〜ん、競っていたわけではないので、落ち着いて処理すれば、なんてことはないボールでしたね。

しかし、このPKをGK山口が見事にセーブします(後半34分)。
いや〜、横っ飛びしたところ正面に来たボールを足で防ぎましたね。ビッグセーブです。

森島→MF 17 遠藤渓太(横浜)(後半34分)

これで日本にも勢いが戻るかと思ったのですが、後半35分、トルコにボールを繋がれて右サイドの選手ににフリーで渡ると、そこからのクロスは一旦弾くものの、このこぼれ球に反応したトルコの選手が直接放ったシュートがゴールネットを揺らし、日本、1—2と逆転を許します。

決めた選手は、交代で入ったアクジャイ選手で、1点目に続く得点ですね。日本の各選手も疲れからか、寄せが甘くなってきていたでしょうかね。

椎橋→13 上田綺世(法政大)(後半38分)
DFを下げて、攻撃的な選手を入れてツートップにしましたが、結局、試合はこのまま1—2で終了。

U-21日本代表、逆転で初戦に敗れました。

おわりに

若き日本代表の商戦は、残念な逆転負けでした。

試合全体としては、日本も十分ボールを保持できて、回せてもいて、いいシーンもたくさんありました。けど、やっぱりゴールに向かう姿勢が足りないのかな。

若いんだからガツガツ言ってもらいたいところも、パスやつなぎを選択して、結果ボールを失ってしまうという…。同じミスをするなら、ゴールに向かってチャレンジしてもらいたいですね。最後はトルコの気持ちというか、勢いに押しきられた感があります。

この大会は、全12チームが3グループに分かれて、各グループの1位と2位グループの1位が準決勝に進出します。準決勝進出のためには、次戦の勝利が必要です。

次戦は、日本時間6月1日0:00〜のポルトガル戦です。頑張ってもらいたいですね。

※参考:サッカー日本代表 – U-20トルコvs.U-21日本 -テキスト速報 – スポーツナビ

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