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Enlightened Rogues/オールマン・ブラザーズ・バンド〜バンドの再結成第1弾アルバム。派手さはなくも健在ぶりを示したアルバム

Enlightened Rogues/オールマン・ブラザーズ・バンド1976年 の「熱風(Wipe The Windows, Check The Oil, Dollar Gas)」で一旦バンドが解散したオールマン・ブラザーズ・バンドは、2年後の1978年に1回目の再結成をするんですよね。

そして、バンドの再結成第1弾としてリリースされたのが、こちらのアルバムでした。

Enlightened Rogues」(邦題:いま、再び

1979年発表で、キャプリコーンからの最後のアルバムです。
国内盤の中古を手にしましたが、正直、あまり印象のないアルバムだったんですよね。

再結成にあたってのメンバーは、グレッグ・オールマン、ディッキー・ベッツ、ブッチ・トラックス、“ジェイモー”ジェイ・ジョハンソンのオリジナルメンバーと、ディッキー・ベッツと共に活動していた、ダン・トーラー(ギター)、デイヴィッド・ゴールドフライズ(ベース)。

ツイン・ギターとなるのは久しぶりですね。
ちなみに解散時のメンバーのチャック・リーヴェルとラマー・ウィリアムズはシーレベルでの活動を続けたため再結成には加わってません。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
アルバム1曲目の「クレイジー・ラヴ(Crazy Love)」から、ディッキー・ベッツがかなり豪快にスライドを弾いてます。この曲にはコーラスでボニー・ブラムレットが参加していて、パワフルな歌声でサポートしてますね。
アルバム通して、ディッキー・ベッツがご機嫌に、そして気合いを入れて弾いてます。

対して、グレックも負けずに、渋くて、力強い歌声を聴かせてくれてます。
A面最後の「ニード・ユア・ラヴ・ソー・バッド(Need Your Love So Bad)」やB面1曲目の「ブラインド・ラヴ(Blind Love)」等では、グレックのブルース・フィーリングたっぷりのヴォーカルが楽しめます。

全体的にキャッチーで軽快で、派手さはないですが健在ぶりを示したアルバムといったところですかね。
この後、アリスタに移籍後、2枚のアルバムをリリースするのですが、再解散してしまいます。

実はオールマンで所有しているアナログレコードは、これまでブログで出てきたもので、全部なんですよね。
肝心の名盤「フィルモア・イースト・ライヴ」はどうした!って感じですが、アナログ盤は持ってないんですよ。
例によって、ずっとカセットテープで聴いていて、後にCDで買い直しました。

◆iTunes StoreでEnlightened Rogues – オールマン・ブラザーズ・バンドをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2016.1.5)


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