出ました、このブログ初登場。
サザン・ロックの雄、オールマン・ブラザーズ・バンドです。
サザン・ロックといえば、このブログでは先にレーナード・スキナードが登場していて、実際そちらの方を最初は熱心に聴いていたのですが、当然、オールマン・ブラザーズ・バンドもはずせません。
本当は、オールマンならまずは「フィルモア・イースト・ライブ」を聴け~!
という所なのでしょうが、そちらは当時は随分とカセット・テープで聴いていたので、違うアルバムに手を出しました。オールマンのアルバムで初めて手にしたのは、こちらです。
「イート・ア・ピーチ」(Eat A Peach)
1972年発表の2枚組で、購入したのは輸入盤です。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。メンバーのこととか細かいことは、ここでの説明は省きますが、4枚目となるこのアルバムのレコーディング途中にデュアン・オールマンがオートバイでの事故で他界という、悲劇の中で完成させたアルバムですよね。
それだけでも、かなり気になります。
そういう状況のためか、ライヴとスタジオ録音による変則的なアルバム構成となっていますが、「メリサ」「ワン・ウェイ・アウト」「ブルー・スカイ」「リトル・マーサ」等、デュアンのスライドが聴くことが出来る曲も、デュアン不在の曲も、どの曲も皆いい曲です。
そして名演として名高い「マウンテン・ジャム」は、アナログではSIDE TWOとSIDE FOURに分かれていますが、とにかく豪快、壮快。
デュアンの最後となってしまったスライドが、とにかくカッコいいです。
それにディッキー・ベッツのギターもかなり好きです。
デュアンの追悼盤という形で、何とも意味深く悲しいアルバムですが、デュアンの最後の名演とデュアン亡き後のオールマンを伺うことの出来る素晴らしいアルバムではないでしょうか。
やっぱりオールマンは良いですよね。
やっぱりこの後、熱心に聴くことになりました。
◆iTunes StoreでEat a Peach (Deluxe Edition) – オールマン・ブラザーズ・バンドをチェックする。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.6.10)