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ブギー・チレン/ジョン・リー・フッカー〜初期の録音からのベスト盤

ブギー・チレン/ジョン・リー・フッカー前回に続いて、ジョン・リー・フッカーのアルバムです。

購入時期は覚えてなく、前回紹介ののアルバム「ORIGINAL FOLK BLUES/ジョン・リー・フッカー」と続けて買ったわけでもありません。

ただ、「ORIGINAL FOLK BLUES」の方は詳細が分からないアルバムでしたが、こちらは有名なアルバム(というかジャケット)ですね。

ブギー・チレン

購入した国内盤は、エルモア・ジェイムスで購入したアルバム「ダスト・マイ・ブルース」と同じシリーズの、中村とうよう氏と日暮泰文氏の監修による「ROCKIN’ WITH THE BLUES」(クラウン/ケント原盤LPを元にしたシリーズ)によるもので、1977年発売のものです。

ライナー・ノーツによると、このアルバムは“The Blues/John Lee Hooker”(CROWN5157)として発売された、ジョン・リーのアルバムの中で最も古いもので、日本でもかつて“ベスト・オブ・ジョン・リー・フッカー”のタイトルで出されていたそうです。

その頃は、もちろん最初からアルバム製作のために録音するわけではないので、初期の録音からのベスト盤ですね。
時期は1948~52年のもののようです。

初めて手にしたアルバム「ジョン・リー・フッカー「シングス」」と曲の録音時期は同じですが、レーベルが違いますし収録曲はかぶってはいないようです。

この頃(初期の)ジョン・リー・フッカーは、変名を使ってあちこちのレーベルに大量の録音を残したそうですが、本当にそうみたいですね。

ただし、前回紹介したアルバム「ORIGINAL FOLK BLUES JOHN LEE HOOKER」のA面6曲が、全てこのアルバムに入ってました。「サリー・メイ」「ブギー・チレン」等です。

こういうのって、結構がっかりするんですが、こちらの国内盤がどうしても欲しかったんですよね。
国内盤にはライナー・ノーツもありますし、内容が分かるのでね。

このアルバムと合わせて、この時期に手にしたジョン・リー・フッカーのアルバム3枚はどれも初期の録音のものですが、弾き語りによるブギーは本当に強烈で、インパクト強すぎです。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
じ~っと聴いていると、この人の世界に引きずり込まれてしまいますね。
その他、1951年録音で大ヒットしたという「アイム・イン・ザ・ムード」も入っています。

このジャケットはクラウン原盤のものだそうですが、このジャケットで24曲収録されたベスト盤CDが出ているんですね。
まぁ、そちらの方が、本当は色々聴くことが出来るんですが…
(今回、Amazon.co.jpのアソシエイトプログラムでそのCDを紹介しています)


◆iTunes StoreでJohn Lee Hooker – John Lee Hookerをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.6.8)


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