サッカーリオ五輪グループB 日本代表対ナイジェリア代表 テレビ観戦記(2016.8.5)

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さあ、いよいよ始まりました、リオ五輪のサッカーですね。
グループBに入る日本代表の、大事な大事な初戦の対戦相手は、強豪ナイジェリアです。

サッカーリオ五輪グループB 日本代表対ナイジェリア代表

キックオフ:2016年8月5日(金) 10時00分(日本時間)
試合会場:ブラジル・マナウス アレナ アマゾニア

試合開始前の個人的な注目ポイント

(試合開始前に執筆してます)

リオ五輪の大会開幕より一足早く開催されるサッカー。
グループBの日本代表が、まず初戦で対戦するのが、合宿地のアメリカ・アトランタからブラジルの現地入りが、当日試合開始の7時間前となって物議をかもしているナイジェリア代表です。

これによって移動の疲れがどうのこうのと色々言われてますが、そういうことは置いといて、この年代では、特に結果を残している強豪ナイジェリアですから、そのスピードとパワーに対応しつつ、日本代表のこのチームらしい、粘り強い試合をしてもらいたいですね。

アフリカ予選1位のナイジェリアは、アトランタ(1996年)で金、北京(2008年)で銀をとっていて、ひょっとしたら、このグループで一番の難敵だったりするかもしれません。

直前に、久保裕也(ヤングボーイズ)がクラブの要求で不参加になったのは痛いですが(代わりに鈴木武蔵を招集)、何とかチーム一丸でグループリーグ突破のために、この大事な初戦をものにしてもらいたいです。

(以上は試合開始前に執筆しました)

先発メンバー

GK 1 櫛引政敏
DF 2 室屋成/DF 6 塩谷司/DF 5 植田直通/DF 4 藤春広輝
MF 7 原川力/MF 3 遠藤航/MF 8 大島僚太
FW 18 南野拓実/FW 13 興梠慎三/FW 10 中島翔哉

遠藤航をアンカーに置く4−3−3で、もちろん、OA(オーバーエイジ)の3人が先発ですね。
そうそう、ナイジェリアの注目は、OA枠の10番のミケル(チェルシー)かな。

試合観戦記《前半》

試合は序盤から動き出します。
前半6分、ナイジェリアが右サイドから藤春を振り切って中へ切れ込み、そのまま放ったシュートは一旦、GK櫛引が弾くものの、それを逆サイドから詰められて、日本、あっさり先制を許します。

う〜ん、立ち上がりから、日本はサイドからいい攻撃を見せていたので、この早い時間での失点は痛いですね。

しかし、そのすぐ後、ペナルティエリア内でパスを受けようとした南野が後ろから倒され、PK獲得!
これを興梠が落ち着いてゴール右にしっかり決めて、日本すぐに1—1の同点に追いつきます
(前半9分)。

しかし、しかし、直後の前半10分、ナイジェリアの右サイドからの大きなクロスに対して、室屋が目測を誤ったのか、ジャンプするも届かず、すぐ後ろにいたナイジェリアの選手がそのボールを胸トラップして放ったシュートがゴールネットを揺らして、1—2とまたリードを許します。完全に室屋のミスですね。

しかし、しかし、しかし、そのまたすぐ後、中島→興梠→大島、そして中央の南野へと全てワンタッチでつなぎ、最後は中央を抜けた南野が、GKとの一対一を冷静に股下を抜いてゴール!日本2—2追いつきます。

この時点で時間は前半11分。なのに既に4ゴールが…、って序盤から試合が動き過ぎ!どうなってしまうんだろう。

ただ、さすがにここから試合は少し落ち着きを取り戻します。
とはいえ、基本はナイジェリアがボールを保持して攻撃の機会を伺うという、ナイジェリアペースですね。
日本がボールを持っても、ミスから奪われるという、あまりいい展開ではないです。

このまま同点で前半を終えたい日本でしたが、前半42分、縦へのボールに競った塩谷がかわされて、中への折り返しに対するシュートはミートしなかったものの、その浮き球を植田が中途半端なクリアをしてしまい、これを直接決められ、日本2—3と勝ち越しを許します。

う〜ん、あっさりかわされて折り返しを許した塩谷、中央にフリーでか入り込ませた原川(最後はこの選手がゴール)、クリアが中途半端だった植田、全て防げたプレーかもしれません。

前半は2—3で終了です。

日本はパスミスなどによる、ボールロストがあまりに多いですね。
これでは攻撃の形ができないのはもちろん、そこから一気に攻め込まれると、守備はちょっと対応しきれてないといった印象です。また、自陣での判断の遅さも、結果プレスをかけられてピンチを招いてます。

やっぱり、守備に関しては、全ての選手が苦戦してますね。
後半、体力的に厳しくなってきたところで、どのような戦いができるか、まずは早い時間に追いつきたいですね。

試合観戦記《後半》

後半開始からのメンバー交代はなし。

後半早い時間帯に追いつきたい日本でしたが、追加点を奪ったのはナイジェリアでした。
ルーズボールに塩谷と室屋がお見合いするように譲り合った間を、ナイジェリアの選手がボールを奪って突破し、それを止めようとした塩谷がペナルティ・エリア内で倒してしまい、PKを与えてしまいます。

これをきっちり決められ、2—4とリードを広げられました(後半6分)。
残念ながら、塩谷と室屋の判断ミスですね。

この試合初めての2点差ですが、ここで手倉森監督、最初の選手交代、原川に代えてFW16 浅野拓磨投入です(後半7分)。
ツートップ(4−4−2)の形ですね。

リードしたナイジェリアは余裕をもってボールを回し、シンプルにボールを運んで、ここぞという時にスピードを生かして攻撃を仕掛けてきます。

すると後半21分、サイドで大島と藤春の不用意なパス交換から藤春がボールを奪われ、すぐに入れたクロスに対しては、GK櫛引がいい飛び出してキックでクリアしたものの、そのクリアが小さく正面の相手選手に渡ってしまい、これを直接無人のゴールに決められ、2—5とリードを更に広げられます。

う〜ん、藤春のところもミスですが、櫛引もキャッチでもよかったかな。
それにしても、かなり厳しい点差になってしまいました。気持ちが切れなければいいのですが。

それでも日本は後半25分、左サイドをタイミングよくオーバーラップした、藤春からの折り返しに浅野が合わせてゴール!
日本、3—5と1点を返して、まだ、選手たちは諦めてませんね。いいサイド攻撃でした。

興梠FW11→鈴木武蔵(後半25分)
続けて浅野の飛び出しからのシュートが、ゴールポストをたたくもこれはオフサイド(後半27分)。
中島→MF9 矢島慎也(後半31分)

後半、ナイジェリアも確かに運動量は落ちたものの、点差があるので無理をせず、しっかり守備のブロックを敷いて効率よく守っていて、なかなか日本は攻めきれず、刻々と時間が経過していきます。

それでも、アディショナルタイムに鈴木が、相手DFを切り返しで上手くかわして、左足で放ったシュートがゴールネットを揺らしてゴール!
4—5の1点差まで迫りましたが、さすがに5失点は追いつくのも厳しく、追い上げもここまで。

結局、試合は4—5で終了。
日本代表は、大事な初戦を落としてしまいました。

おわりに

う〜ん、これは痛い敗戦ですね。
もちろん、簡単な試合になるとは思ってませんでしたが、ここまで守備が通用しなくて、失点するとも思ってませんでした。
何せミスが多い。見ていてもどかしかったですね。

パスミスや判断ミスからボールを奪われると、そこからのスピードとパワーを生かした攻撃に、全くついていけなかったですね。
特にCBの2人とGKにとっては、厳しい内容でした。

期待されたOA枠の守備の2人も、厳しいかもしれませんが、ミスが多くて大舞台での国際経験不足は否めませんでしたね。

攻撃に関しては、サイド攻撃や裏へ抜ける動きは通用して、得点も上げることはできたのは、せめてもの救いかな。
興梠は落ち着いて、ボールも収まっていましたし、南野と浅野、追加招集の鈴木とFW陣が得点したのは、攻撃陣は勢いづきますね。

とはいえ、残念ながら、初戦の敗退で、現実的にはグループリーグ突破は厳しいものになってしまいました。それでも、アジア予選を粘り強く勝ち抜いたこのチームらしく、諦めずに次の試合に臨んでもらいたいですね。

グループBのもう一試合、スウェーデンとコロンビアの試合は、2—2の引き分けでした。

グループリーグは16チームが4組に別れ、各組2位までが準々決勝に進みます。
日本の次の試合は、中2日の日本時間8日にコロンビアとの対戦です。

※参考:結果 – 男子 – サッカー – リオオリンピック特集 – Yahoo! JAPAN

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