古いニュースより/小樽にもよく寄港していたクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」が2023年1月で運航終了

もともとは昨年(2022年)のニュースという、ちょっと前の話題なんですが、小樽にも関連する気になるニュースだったので、遅ればせながら書き留めておこうと思います。

それは、小樽にもよく寄港していたクルーズ客船ぱしふぃっくびいなす」が、今年(2023年)1月をもって運航終了というニュースです。
※関連ニュース
・2022年11月3日付北海道新聞朝刊経済欄
・2022年11月5日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
クルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」は2023年1月をもって客船事業終了となります | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」

※写真は2022年7月9日に寄港したぱしふぃっくびいなす。

実は別ブログ「小樽日記」の読者さんからいち早く情報をいただき、その後、新聞などのニュースでも報じられました(で、そのままブログ掲載のタイミングを逃していて…)。

小樽でもお馴染みのクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」は、今年(2023年)1月4日びいなすニューイヤークルーズ神戸港入港をもって、運航を終了したということなんですね。

運行していたのは1989年設立の日本クルーズ客船(大阪)で、ぱしふぃっくびいなす1隻を運行していたそうです。ちなみに、ぱしふぃっくびいなすは1998年4月12日就航とのことです。

日本クルーズ客船は小樽でお馴染みの新日本海フェリー(大阪、本店・小樽)の子会社だったんですが、この日本クルーズ客船もこれで客船事業終了となっています。

やはりコロナ禍の影響が大きく、感染拡大で2020年2月に運行を中止し、その後、2022年3月に国内での運行を再開して、小樽港にも7月9日に寄港しましたが、感染対策のために乗客数を半数に制限するほか、新規客も増えないなどの影響があったようです。その他にも同船の老朽化の問題もあったようですね。
小樽港第3号ふ頭にクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」が寄港(7月9日)〜小樽港へのクルーズ船の寄港が再開: 小梅太郎の「小樽日記」

ぱしふぃっくびいなすは、コロナ禍前は毎年のように寄港していて(多い時は年4回)、名前と共に馴染みのあるクルーズ客船でしたので、運行終了はなんだか寂しいニュースです。

もちろん、クルーズ客船の乗客は小樽に寄港の際には小樽観光をしてくれるので、観光の面からも影響は少なからずあるようですね。

ということで、小樽にも縁のあるクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」が、2023年1月で運航を終了したという、ちょっと古いニュースですが、書き留めておきました。

【公式】びいなすクルーズのホームページ | 日本クルーズ客船株式会社

※関連ブログの関連記事(カテゴリー)
小梅太郎の「小樽日記」: クルーズ船の風景