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ストリート・サバイバーズ/レーナード・スキナード〜暗示的なジャケット写真が話題も紛れもない名盤

ストリート・サバイバーズ/レーナード・スキナードそのバンドのイメージとしては、最も南部ロックらしいサウンドを聴かせてくれるバンドとも言えるかもしれませんね。
レーナード・スキナードです。

ストリート・サバイバーズ
Street Survivors
(当時のジャケット帯には「ストリート・サーバイバーズ」と表記されてますね)

1977年発表で、1976年発表の有名な2枚組のライブ・アルバム「One More From The Road」の後に出された、スタジオ録音ですね。
このアルバムは色々な意味で名盤ですよね。

メンバー的には、1975年にギターのエド・キングが脱退し、ギター2人で前作のスタジオ盤「Gimme Back My Bullets」を発表。
その後、ギターにスティーヴ・ゲインズが加入して、再びトリプル・ギターとなって、あのライブ盤「One More From The Road」(1976年)が発表され、そして、この渾身のスタジオ・アルバムが発表されてるんですよね。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
そして、あの飛行機事故…
この何とも暗示的なジャケット写真が話題でしたね。

改めて説明するまでもないですが、このアルバム発表後、1977年の飛行機事故でロニー・ヴァン・ザント、スティーヴ・ゲインズらが亡くなるという悲劇が起こってしまいました。

結局、この事故によりバンドは解散するんですが、1976年にはオールマンが解散しているので、相次ぐサザン・ロックの人気バンドの解散となってしまった訳ですね。

バンドは10年後に再結成することになりますね。
ヴォーカルは弟のジョニー・ヴァン・ザントが担ってるんですが、その辺りはCDで聴きましたので、別の機会に紹介できればと思います。

さて、このアルバムの内容についてですが、それまでの、男臭い、土臭い感じに加えて、歯切れがよく、メロディやアレンジにも洗練さが感じられ、曲によってはポップな雰囲気さえも漂わせています。

それでも、やはりサザン・ロックの力強さは迫力があり、個人的には、やっぱり3人のギター、ゲイリー・ロッシントン(Gary Rossington) 、アレン・コリンズ(Allen Collins)、そしてスティーヴ・ゲインズ(Steve Gaines) が最高ですね(すいません、どれが誰のギターかまでは分かりませんが…)。

実は、以前書きましたが、このアルバムも高校生の時に友人から借りてよく聴いたんですよね。
トリプル・ギターの骨太なサザン・ロックにハマりましたからね。

当時、「ザット・スメル(That Smell)」や「アイ・ノウ・ア・リトル(I Know A Little)」なんかをコピーしてました。ただし、私はソロが弾けずにサイド・ギターでしたが(トホホ…笑)

カントリーの雰囲気も漂う「ホンキー・トンク・ナイト・タイム・マン(Honky Tonk Night Time Man)」なんかも、良いですね。

悲劇の事故により、何とも哀しいアルバムにはなってはしまいましたが、その内容は紛れもない名盤ではないでしょうか。

実は、レーナード・スキナードで所有しているアナログレコードは、これまでに登場した3枚だけなんですよね。
初期の3枚を持ってないのは、何とも残念です。

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※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2016.1.9)

(Amazonウィジェット)

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