サッカーW杯カタール大会アジア2次予選3試合目は、アウェーでタジキスタン代表との対戦です。
「サッカーW杯カタール大会 アジア2次予選 日本代表対タジキスタン代表」
キックオフ：2019年10月15日（火） 21時15分
試合会場：ドゥシャンベ セントラル スタジアム
先発メンバー
GK 12 権田修一
DF 19 酒井宏樹／DF 2 植田直通／DF 22 吉田麻也／DF 5 長友佑都
MF 13 橋本拳人／MF 7 柴崎岳
MF 21 堂安 律／FW 9 南野拓実／MF 10 中島翔哉
FW 18 鎌田大地
先日、10月10日に何でのモンゴル戦に快勝した日本代表ですが、そこから負傷離脱した冨安に変わって植田がCBに入ったほか、1トップの永井が鎌田に、右の伊東が堂安に、ボランチの遠藤が橋本に変わっています。
試合観戦記《前半》
ホームの圧倒的は声援を背に、立ち上がりからタジキスタンが積極的にボールにアプローチしてきますね。マイボールにしてからも前に早い仕掛けを見せています。
序盤の日本は、ややパスがズレていたり、ポールロストも多いのは、人工芝のせいかどうなのか。やや日本がタジキスタンに押され気味で、これは早い時間に先制点を取らないと、難しい試合になりそうな様相ですね。
前半13分の中島のCKに吉田がボレーシュートを合わせましたが、これはGKに防がれます。
日本がどうにも歯車があってないのを尻目に、タジキスタンはシンプルにボールを前へとつないできますね。
前半23分過ぎに、鎌田かボールを失うとカウンターを受け、スルーパスでゴール前に抜けられてシュートを打たれるも、これはGK権田が片手で弾くファインセーブで防ぎます。これは危なかったですね。権田、ナイスです。
うーん、タジキスタンの方が寄せも早く厳しくしつこく、動きもいいですね。そして、ボールの繋ぎもしっかりしていて、前半終盤はタジキスタンが押し込む展開です。対して、日本はこの時間になってもパスのズレを修正できませんね。
前半45分に左サイドの中島のセンタリングに中央で南野がフリーで頭で合わすもGK正面。これは決めたかったですね、特にこういう試合では。
結局、前半は0－0のスコアレスで折り返します。
試合観戦記《後半》
後半開始からのメンバー交代はなし。
ハーフタイムにどういう指示があったか、日本は後半立ち上がりから立て続けにチャンスを掴みます。
どうやら、鎌田がトップ下に下がり、南野がトップに上がってますね。鎌田がボールによく絡んでます。
すると後半8分、左サイドの中島のクロスにファーに逃げてフリーになった南野が頭で今度はしっかりコースを狙ってゴーーール！
日本、ようやくですが、後半立ち上がりの早い時間に待望の先制です。それにしても、南野は代表4試合連続ゴールですね。素晴らしい！
さらに後半11分、右サイドの酒井からのゴール前へのグラウンダーの早いクロスに、相手DFの間をいち早く抜け出た南野がヒールで上手く合わせてゴール左に流し込んでゴーーール！日本が南野の連続ゴールですぐに追加点を奪ういい展開です。
これで、少し日本に余裕がでてきたか、ゲームが落ち着いてきました。
しかし、余裕の持ち過ぎが、後半18分に自陣での吉田のパスミスからシュートまで持ち込まれるピンチがあり、うーん、集中は切らさないでほしいですね。
後半19分、日本最初の選手交代です。
中島→FW 15 浅野拓磨
その後、前半ほどではないにしろ、まだまだ勢いのあるタジキスタンに攻め込まれるシーンがたびたびあるので、守備は集中してもらいたいですね。タジキスタンは縦への攻撃は、後半も結構スピードがあります。自陣でのファールからのFKで危ないシーンもありました。
鎌田→FW 11 永井謙佑（後半35分）
得点後、ややパッとしない展開が続いていた後半でしたが、後半37分、右サイドの酒井からのファーへのクロスに外から入ってきた浅野が頭で叩きつけてゴーーール！日本、途中交代で久しぶりの代表出場となった浅野のゴールで追加点です、
後半41分、永井の抜け出しから、GKと1対1の惜しいシュートがあったものの、これはGKに防がれゴールならず。
南野→MF 17 久保建英（後半42分）
ここで久保がようやく出てきましたが、ちょっと時間がないかな。
後半47分、久保のキープからの折り返しが浅野に渡りシュートを放つもこれはクロスバー。惜しい！
結局、試合はこのまま3－0で終了。日本がアウェーでしっかり勝ち点3を獲得しました。
おわりに
結果を見れば快勝とも言えますが、前半だけを見ると劣勢とも言える内容でしたから、やはり、アジアでの予選は難しいですね。とはいえ、正直、ここでもたつくわけにはいきませんからね。
後半に向けて、ハーフタイムにどういう指示があったのかはわかりませんが、鎌田が下がってボールを絡むようになって、南野も動き回り、前線のリズムが出てきたように見えました。
主戦の大迫がいない中、安定した活躍を見せる南野は頼もしかったですね。その南野を1トップにした時の久保との組み合わせをもっと見たかったです。
サッカーW杯カタール大会 アジア2次予選の次の試合は、11月14日（木）のアウェーでのキルギス代表との試合となります。