サッカーW杯ロシア大会 アジア2次予選 日本代表対シリア代表 テレビ観戦記(2016.3.29)

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サッカーW杯ロシア大会のアジア2次予選、既に前の試合の結果で2次予選突破が決まっている日本代表ですが、この日の対戦は、首位通過をかけてのシリアとの試合です。

サッカーW杯ロシア大会 アジア2次予選 日本代表対シリア代表

キックオフ:2016年3月29日(火) 19時30分
試合会場:埼玉スタジアム2002

試合開始前の個人的な注目ポイント

(試合開始前に執筆してます)

前のアフガニスタンとの試合は、実力差も考えてか、中盤をダイヤモンド型の4-4-2にして、先発も本田、香川を外していましたが、今日の対戦相手のシリアは、グループE内では一番のライバルチームとなるので、ハリルホジッチ監督もいつものメンバーとシステムで臨みそうですね。

とはいえ、実際問題としては、ここでつまずいているようでは、W杯出場も危ういので、ここはきっちり勝ってもらいたいです。
2次予選では、首位通過は必須でお願いしたいですね。

(以上は試合開始前に執筆しました)

先発メンバー

GK 12 西川周作
DF 21 酒井高徳/DF 22 吉田麻也/DF 6 森重真人/DF 5 長友佑都
MF 17 長谷部誠/MF 10 香川真司/MF 16 山口蛍
FW 4 本田圭佑/FW 9 岡崎慎司/FW 11 宇佐美貴史

システムは4-3-3-に戻りましたね。
国際Aマッチ100試合目の出場となる岡崎がゲームキャプテンを任せられてます。いいですね!

試合観戦記《前半》

立ち上がりから日本代表は、ボールに対しても人に対しても、かなり厳しく行ってますね。動きはいいようです。
もちろん、対するシリアも激しく対応してきます。

前半8分に、細かなつなぎで長谷部が切り込んで折り返したボールを、岡崎がゴール前で合わせるものの、これはミートできずにゴール左に外れましたが、これはなかなかいい攻撃でした。

序盤を見る限り、サイド、縦、裏へとパスが散らされ、細かいつなぎもあり、宇佐美をはじめ前線の動きがよくて、連携もいいですね。
このシリア戦は、前の大勝したアフガニスタン戦に出てない選手が多いので、気合いが入っている感じもします。

時折カウンターを受けるものの、攻勢を続ける日本は、前半17分、CKの流れから香川の鋭いクロスを相手GKがパンチングで弾いたボールが直接相手DFに当たって、これが何とそのままオウンゴール!
なにはともあれ、日本、待望の先制点です!

前半26分にも、右サイドの見事なつなぎから酒井高が抜け出し、フリーでシュートを放つも惜しくも左に外れゴールならず。
もちろん、これは決めてもらいたいシーンでしたが、この試合、酒井高の動きがいいですね。

優勢に試合を進める日本ですが、前がかりになった時に、カウンターで数的不利の状況で攻め込まれ、シュートまで持ち込まれるシーンもあったので、そこはケアしてもらいたいですね。

前半43分には、左からの本田のフワッとしたクロスに、走り込んだ香川が左足で合わせたものの、GK正面で得点ならず。いや〜、決まりませんね。

結局、前半はそのまま1—0で終了。
惜しいチャンスはたくさんあったのですが、前半の得点はオウンゴールの1点のみでした。

いい感じで攻めているからこそか、前がかりになった時に、カウンターでピンチになるシーンも結構あったので、後半は守備のリスク管理をしっかりとしてもらいたいですね。

そして、いい加減に決めてもらいたいです。

試合観戦記《後半》

後半開始からのメンバー交代はなしです。

後半も日本の攻勢は変わらず、ボールもよくつながり、攻撃の形はできるのですが、なかなかシュートまで持ち込めません。
シリアもまだまだ厳しくきますね。

後半9分には、岡崎のクロスに本田がフリーで頭で合わせるものの、惜しくもクロスバーの上。

そのすぐ後の後半10分、山口がヘディングでジャンプした所に、相手選手が頭でぶつかってきて、山口が流血して倒れ込んでしまいました。
そのまま山口に代わり、FW 8 原口元気が入りましたが、ポジションはそのままボランチに入りましたね(後半13分)。
それにしても、流血が激しく、担架で運ばれた山口の怪我の状況が気になります。

後半16分には、森重のクロスにファーの本田がフリーでドンピシャで合わせるものの、ポストに当たって得点ならず。これは決めてもらいたかった〜!

そのすぐ後には、今度は相手ミドルがポストを当たるシーンがあって、ちょっと焦りましたね。
実際は、相手もチャンスを作っているので、いい加減に追加点を奪わないと、流れが相手に向いてしまいそうです。

そんな心配をしていた後半21分、香川がゴール前の混戦の浮き球を、胸トラップしてから反転して放ったボレー・シュートが、見事にゴールネットを揺らして、日本、相手の流れを断ち切る、待望の追加点で2—0としました。

ここまで絶好のシュートチャンスを外しまくっていて、さすがに嫌な流れでしたが、香川の見事なシュートで追加点を奪い、そこから何だかチーム全体にも落ち着きが出てきた感じがします。

後半33分、FW 9 岡崎→FW 15 金崎夢生
岡崎は、今日は惜しいシーンが結構あったのですが、ちょっと岡崎の日ではなかったかも。けど、やっぱり動きが良いし、いい所にいるし、さすがのプレーでしたね。
金崎は前のアフガニスタン戦でのガムシャラ感が、この試合でも期待を持たせます。

しかし、まだまだシリアも攻め込んできます。
後半38分には、シリアの連続攻撃を受けたのですが、長谷部らが身体をはって防ぎました。

後半40分、FW 11 宇佐美→MF 13 清武弘嗣

このあたりは、シリアの時間がまた増えてきたのですが、やや日本の守備の集中力が切れてきたでしょうか。前半飛ばしすぎたのか、疲れが見えてきたかもしれませんね。

しかし、西川のファインセーブもあって、その攻撃を凌ぐと、後半41分、今度は日本のカウンターです。

後半41分、ロングパスから香川が頭で競ったボールを拾った清武が、ダイレクトでそのまま走っていた香川にパスを出し、それを受けた香川がドリブルで持ち込み、切り返して上げたクロスを本田が頭で合わせて、日本代表、鮮やかなカウンターで3—0となる追加点を上げました。

この後、シリアに決定的なヘディング・シュートを合わせられるものの、ここも西川がセーブ。

すると後半45分、ゴール前のこぼれ球に反応した香川が放ったシュートは一旦GKに防がれるものの、そのボールがまた香川のもとにこぼれ、今度はきっちり決め、香川のこの日2点目となるゴールで、日本4—0とリードを広げます。

さらに、アディショナルタイムに入った後半48分、左サイドを上がった長友からのクロスに、ボランチの位置から駆け上がっていた原口が頭で合わてゴール!

日本が追加点で5—0としたところで、試合は終了。

日本、終わってみれば大量得点で勝利となり、グループE首位で最終予選へと進みまます。

おわりに

日本代表、まずはきっちり勝って、グループ首位通過を決めました。

ただ、大量得点と言っても、終盤はシリアも一か八かで攻めてきたから、カウンターで日本の追加点が生まれたので、その前のシリアの攻撃で、西川の好セーブがなかったら、どうなっていたか分からない試合展開だったかも。

終盤はかなり危ないシーンもあったのは、日本の足もやや止まりましたかね。カウンターの対応が遅れてました。

中でも、中盤での守備を支えていた長谷部の足がちょっと止まったようにも見えたのですが、交代でボランチに入った原口は、時にドリブルやオーバーラップでの攻撃参加がとても良く、得点も決めましたが、その分、長谷部に負担がかかったのかもしれませんね。

人数をかけて前がかりに攻撃してからカウンターを受けて、という危ないシーンは多々見受けられましたから、もっと強いチームと対戦した時は、こういう結果にはならないかもしれませんね。

何はともあれ、最後は気持ちのよいゴールラッシュで、勝利を収めてくれて、これでアジア2次予選を首位通過して、次は最終予選ですね。

グループ分けが気になるところですが、最終予選の組み合わせ抽選は、4月12日にマレーシアで開催されます。

9月開幕の最終予選は、12チームが6チームの2組に分かれて、各組上位2チームがW杯出場権を獲得します。
各組3位同士がプレーオフを行って、勝者が北中米カリブ海予選4位チームとの大陸間プレーオフに臨むことになります。

各選手には、それまでまずは所属チームで活躍してもらいたいですね。
それにしても、途中で流血退場した山口の状態が気になります。

※参考サイト
サッカー日本代表 – 日本vs.シリア -テキスト速報 – スポーツナビ
ハリルJ、最終予選は韓国と別組か…12チームのポット分けは? | ゲキサカ[講談社]