サッカーW杯ロシア大会 アジア2次予選 日本代表対アフガニスタン代表 テレビ観戦記(2016.3.24)

日本代表、2016年の最初の試合となる、サッカーW杯ロシア大会のアジア2次予選。
今日はホームでアフガニスタン代表との試合です。

サッカーW杯ロシア大会 アジア2次予選 日本代表対アフガニスタン代表

キックオフ:2016年3月24日(木) 19時30分
試合会場:埼玉スタジアム2002

試合開始前の個人的な注目ポイント

(試合開始前に執筆してます)

2次予選は、今日のアフガニスタン戦と、次のシリア戦の2試合で終わりとなります。
現在グループE首位の日本代表は、この2試合をきっちり勝って、グループ首位で最終予選に進出してもらわないと困ります(現在、2位シリアとの勝点差は1)。

この試合、ハリルホジッチ監督は本田、香川は、疲労を考慮して先発からは外すとのことなので、この2人がいない時に、どのような試合ができるのか、また代わりの選手はチャンスなので、どんな頑張りを見せてくれるのか、注目してます。
先発は清武や原口といったあたりでしょうかね。

あとは、ハリルホジッチ監督の元、初招集となったハーフナー・マイクが、チームのオプションとして、その高さを活かせるかも気になりますね(以前は全然活かせてなかったので)。

もちろん、今日の勝利は必須で、次の直接の首位通過をかけての対戦となるシリア戦にいい雰囲気で臨みたいですね。

昨年9月のアフガニスタンとの試合は、アウェーで6—0の完勝でしたので、今日の試合もできれば大量得点を見たいです。そのためにも早い時間帯での先制点が欲しいところです。

(以上は試合開始前に執筆しました)

先発メンバー

GK 23 東口順昭
DF 19 酒井宏樹/DF 22 吉田麻也/DF 6 森重真人/DF 5 長友佑都
FW 8 原口元気/MF 13 清武弘嗣/MF 17 長谷部誠/MF 7 柏木陽介
FW 15 金崎夢生/FW 9 岡崎慎司

予定通り本田、香川は先発を外れましたが、メンバーを見ると、4-4-2のツートップみたいですね。

試合観戦記《前半》

試合が始まってみると、中盤はダイヤモンド型の配置ですね。底が長谷部でトップ下が清武です。

序盤から日本ペースで試合が運び、攻める日本に守るアフガニスタンという構図で、やはり引いて固めている守備をどう崩すかが問題ですね。
大きなサイドチェンジがよく使われてましたが、相手の守備がばらけるので、なかなか効果的でしたね。

日本は圧倒的に攻めて、前半12分には原口のクロスバーに当たる惜しいミドルがありましたが、なかなか決定的なシュートまで持ち込めないですね。

前半24分には、混戦からの金崎のシュートが相手GKのファインセーブで防がれるシーンもありましたが、その後もなかなかチャンスらしいチャンスを作ることができず、攻めあぐねている感じです。

そのまま時間が過ぎていき、嫌な雰囲気で無得点のまま前半が終わるかと思った前半終了間際、岡崎が魅せてくれました。

前半43分、岡崎は清武からの縦パスを受けると、DF2人に囲まれながらも見事なボールタッチでDFをかわし(ツータッチ目は股抜きでしたね)、落ち着いて左足でゴール左に決めて、日本、ようやく先制点しました!

いや〜、岡崎は上手かったですね。そして、相変わらずの決定力です!
それにしても、いい時間に決めましたね。

前半はこのまま1—0で終了しました。

日本の攻撃が長友、柏木の左サイドに偏ってましたね。右の酒井宏の上がりのタイミング、クロスの精度はもうちょっとかな。
金崎が積極的にシュートにチャレンジしていて、気持ちが入ってましたね。後半に期待です。

試合観戦記《後半》

後半開始からのメンバー交代はなしです。

後半は開始から日本の細かなパスも、ロングボールもよく繋がり、圧倒的に攻め続けるのですが、なかなかゴールが生まれません。
完全に日本ペースとはいえ、まだ1得点なので、早く追加点が欲しいですね。

すると後半13分、長谷部からの縦パスを金崎がワンタッチでふわりとDFの裏に送ると、そこに走り込んだ清武が、合わせてゴール!日本、ようやく追加点を奪いました。

清武のシュートはミートはしなかったようですが、いい具合に押さえたシュートになって、代表2得点目となる嬉しい結果が出ました。
これで、日本代表も落ち着いて、そして楽に試合を運べそうです。

後半18分には、酒井が右サイドを仕掛けて突破して、深い位置から折り返したグラウンダーのクロスが、相手に当たってそのままゴール。
日本、オウンゴールで3—0となりました。
酒井はいい仕掛けでしたね。

後半19分、MF 7 柏木→MF 10 香川真司
ここで香川投入でトップ下に入り、清武が左サイドに入りました。

アフガニスタンの攻撃のシーンはほとんど見られず、あとは日本が追加点をどのくらい取れるかに注目でしょうか。

後半28分、FW 9 岡崎→FW 18 ハーフナー・マイク
ハーフナー・マイクが出てきましたね。

後半29分、清武の左CKに相手GK前に飛び込んだのは吉田麻也!
吉田のヘディング・シュートが決まって4—0となりました。
清武のセットプレーは武器ですね。

後半33分には、清武からの長めのクロスをペナルティ・エリア内で競り勝ったハーフナー・マイクが頭で落とし、そこに詰めた金崎が泥くさく身体ごと押し込んでゴール!5—0と点差をさらに広げました。

金崎は、前半から積極的にシュートを打って、貪欲にゴールを狙い続けていたので、執念のゴールという感じでしたね。

清武のパスも素晴らしかったですし、ハーフナー・マイクの高さも生きました。
更にその後も、ハーフナー・マイクをターゲットに、高さを上手く使っている印象です。

後半34分、FW 15 金崎→FW 14 小林 悠

この後も攻め続けた日本ですが、得点シーンは生まれず、結局、試合はこのまま5—0で終了。
それでも、日本、ホームで完勝でした。

おわりに

前半はちょっと苦しみましたが、前半終了間際の岡崎の見事なゴールで、後半は楽な展開になりましたね。
それにしても岡崎は頼りになります。

後半は、アフガニスタンの足も止まり、一方的で、日本は自由にプレーをさせてもらえましたね。
なので、誰が特にいいとか悪いはとかはあまりなく、ディフェンスに関しても評価のしようがないですが、攻撃陣に関しては、日本代表としてはフレッシュなメンバーが多かったので、それぞれ自信になったのではないでしょうかね。

中では、セットプレーやクロスでの清武のキックは制度が高かったですね。
そういえば、しばらく精度の高いキッカーっていなかったので、清武の存在は大きかったですね。

交代で入った香川は、まだちょっとキレがなかったかな。
それと、出番のなかった宇佐美は何を思ったでしょうかね。

しっかり大量点で勝ったのは、次のシリア戦に弾みがつきましたね。
次は3月29日、シリアとの恐らく首位通過がかかった試合となりそうですが、しっかり勝って、首位で最終予選進出を決めてもらいたいですね。

※参考ニュース
サッカー日本代表 – 日本vs.アフガニスタン – 試合経過 – スポーツナビ
本田&香川は疲労考慮で控え ハリル監督新布陣試す (日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
【アフガニスタン戦スタメン予想&プレビュー】本田と香川はサブ。“11人の化学反応”でハリルジャパンはいかなる変貌を遂げるのか―― (SOCCER DIGEST Web) – Yahoo!ニュース

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