サッカー日本代表対カナダ代表 国際親善試合 テレビ観戦記(2013.3.23)

サッカー国際親善試合 日本代表対カナダ代表
キックオフ:2013年3月22日(金)25:05(日本時間)
試合会場:ドーハ(カタール)

日本代表はこの後26日に、W杯出場をかけた重要なヨルダン戦が控えているわけですが、カナダが対ヨルダン戦のシミュレーションになるとはあまり思えないです。

カナダは既にW杯予選敗退しており、メンバーも若手主体でベストメンバーではないようですし、監督も暫定監督のようですね。

となると、この試合の意味あいは各選手のコンディション・チェックと、我々も最も気になっている、本田不在の中、トップ下に誰を使うのかということ。

今回、本田圭佑と長友佑都がケガのために不在というのが、チームとしては厳しいものの、反対に注目されるところでもありますね。

長友の豊富な運動量と最近の自身あふれるプレーはさすがにインテルでプレーしているだけありますが、今回は安定感のある駒野か、最近元気な酒井高徳もいるので、長友不在の穴は何とか埋めてくれそうです。

で、注目のトップ下ですが、まあ、香川か中村憲剛なんだけど、周りとの連携、プレイスタイルに係わるピッチ状態、本人のコンディション、それに、両サイドのFWに誰をどのように使うかにもよるので、そこらへんのザッケローニ監督の采配も気になるところですね(個人的には乾が気になります)。

といったところに注目しながら、いざキックオフです。

==============《ここから観戦記ですね》==============

【先発】
GK 1 川島永嗣
DF 6 内田篤人/22 吉田麻也/2 伊野波雅彦/5 酒井高徳
MF 17 長谷部誠/7 遠藤保仁
FW 9 岡崎慎司/10 香川真司/19 乾貴士
FW 18 前田遼一

乾が先発で、香川がトップ下でしたね。
清武がちょっと傷んでいたというのもあったのかもしれませんが、乾の左サイドは前回も良かったですからね。

で、試合の方ですが、開始から全然プレスが効かなく、球が落ち着かず、苦労しているような立ち上がりでしたが,相手のミスに乗じて岡崎が上手いシュートで先制しました。
それにしても、岡崎は代表で決めますね。

先制して落ち着いた感じはありましたが、思った以上にカナダが厳しく寄せてきてくれたおかげで、それなりにしまった形で試合は進んでくれたように見えたのですが…

う〜ん、なんでしょうか、時間が経つにつれて感じるつまらなさ。

どうも日本の球際やパスのミスが多い感じですね。ボールが落ち着きません。

遠藤の惜しいFKなんかもありましたが、取り立てて得るものがないよう前半でしたでしょうか。

そんな中でも目についたのは、乾でしょうかね。
自分で仕掛けるしパスも出すしと、よく動いてましたよ。
たた、シュートがどうしても浮いてします!何故だ!

こうやって見ていると,中盤から前線でしっかりキープできる本田の存在が、改めて大きくなった感じですね。

==============(後半です)==============

メンバー交代は、
内田篤人→3 駒野友一
前田遼一→11 ハーフナー・マイク
岡崎慎司→14 中村憲剛

なるほど〜、中村憲剛がトップ下に入って、香川が左、乾が右に回ったようです

ボールを簡単に散らしてバランスをとる中村憲剛が、どのように周りを使うかですよね。

で、後半ですが、やっぱり前半同様、今ひとつボールが落ち着きません。
まあ、中村憲剛が入って,ボールを動かす雰囲気は出てきたのですが、が!

後半13分に、CKからやられてしましました。
これでスコアは、1-1。

いれられるとしたらこれしかない、という試合展開の中ですから、何とかなりませんでしたかね。

で、メンバー交代が、伊野波雅彦→16 栗原勇蔵
伊野波はちょっと厳しいのかな〜

さらにメンバー交代で、乾貴士→4 大津祐樹。
ザッケローニ監督は大津に期待してるんですね。しかも4番です。

そんな中、後半29分、ハーフナーのゴール!!!

まあ、上手くボールが回せれば何とかゴールまで、という感じですよね。

それにしても、結局その後もいいところなく、見せ場も少なく、反対に終盤は押し込まれる事も多くて、川島が目立つシーンもあったなかで、試合終了。

試合は2-1で勝つには勝ちましたが、何だかスッキリしないまま試合終了。

う〜ん、この試合で猛省して、我に返ってもらいたいです。
ヨルダン戦はこんなもんでない厳しい試合になるでしょうし、中東の笛もあるでしょうし…
こういう詰めの甘い試合をしていたら、ちょっとキツくなるような気がします。

本番は次のヨルダン戦です。
頑張れニッポン!応援します!

あれ?香川か中村憲剛の話はどうなったっけ?