小樽では、ひな祭りの時期に合わせて、「おたる雛めぐり」というイベントを開催しています。
今年の「おたる雛めぐり2013」は、2月23日(土)〜3月10日(日)までの開催期間で、小樽市内43箇所の施設や店舗で、貴重な雛人形や市民寄贈の雛人形を展示しています。
普段見ることの出来ない、素敵な雛人形を見られるということで、何カ所かを見てきたのですが、内裏雛に並び方があることを恥ずかしながら初めて知りました。
「おたる雛めぐり2013」の様子については、姉妹ブログの『小梅太郎の「小樽日記」』にてこんな記事を書いてますので、よければどうぞ。
「「おたる雛めぐり2013」で数カ所巡ってきました/クラフトショップれん〜運河プラザ〜運河ターミナル〜文学館」
実は、その記事のコメントで教えてもらったんです、内裏雛の並び方を。
現在は一般的には、向かって左が男雛、右が女雛となるとのことですが、古来の日本文化では、男性は向かって右、女性は向かって左とされてきたということで、現在でも、京都を中心に関西地方では、向かって右が男雛、向かって左が女雛が主流でだそうです。
いや〜、全く知りませんでした、
ちなみに、現在の新しい並びは、昭和の初期ごろから東京を中心に広まったとされているそうです。
で、改めて、「おたる雛めぐり2013」からの写真を見てみると、
これは確か昭和のお雛様で、向かって左が男雛、右が女雛ですね。
は江戸末期の古今雛とおいうことで、向かって右が男雛、左が女雛で飾ってますね。
なるほど、ちゃんと歴史があって、並び方があるんですね。
勉強になりました。
参考:
「【天鳳堂資料室】雛人形の男女の並び(男雛と女雛の左右)」
「雛人形の並べ方~由来と男女関係 [暮らしの歳時記] All About」
※「おたる 雛めぐり」サイトはこちら。