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フレディ・キング「Freddie King (1934-1976)」〜エリック・クラプトンからブルースへ

少年時代の話ですが、エリック・クラプトンに興味を持つと、必ず“ブルース”というキーワードが出てきます。

クラプトンのレコードから、この曲は誰々のブルースのカバーだとか、クラプトンはあのブルースマンがお気に入りだとかの情報を得ると、やはりルーツと言うかベースになっている元の音楽が聴きたくなるもんですよね。

ただし、地方のレコード店にブルースのレコードが入荷する事はほとんどなく、当然の事ながらブルースコーナーなんてものはないんですよね。

暇があればレコード店に通い、たまたま入荷していたとき等は、他の人に先に購入されはしないかと焦りながら小遣いを貯めたものです。

で、そんな時に発見したのがフレディ・キング

Freddie King (1934-1976)

購入したアルバムジャケットには、”FEATURING ERIC CLAPTON”と書いてあるではないですか!


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
ちなみに、所有のジャケットは右上のタイトルの下に丸囲みで「FEATURING ERIC CLAPTON & ALL NEW MATERIAL」と書いてあるのですが、これがどういったタイミングのものなのかは勉強不足でわかりません。すいません(Amazonからのジャケット画像には、その丸囲みはありません)。

当時、何かでクラプトンがフレディ・キングのファンだという情報を得ていて、言わずと知れた、B・B・キング、アルバート・キングと共に3大キングと呼ばれて気にはなっていたので、レコード店で見つけたときは興奮というか、何だか緊張して手にとったような記憶があります。

このアルバムはベストアルバムではなく新たにレコーディングされたもので、1976年にフレディ・キングが他界する前の最後のレコーディングのようです(ライナーノートより)。

パンチが効いたギターが何とも心地よく、クラプトンとの共演もあったので、個人的にはフレディ・キング入門としては大満足でした。

当然、次の目標は他のキングたちという事になったのでした。

 
※Amazonアソシエイト・プログラムでCDを紹介してますが、記事中のものとは同じものではない場合はご了承願います。
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※画像を追加しました(2011.1.12)


※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです