私の場合、このパターンが多かったのですが、高校生の時にリバイバルで映画「ウッドストック」を観て影響を受けたバンド、というかグループについてです。Crosby Stills Nash & Young(クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)です。
このCrosby Stills Nash & Young(CSN&Y)で強烈に印象に残っているのは、その映画「ウッドストック」でのライブの映像より、映画で流れる、まさに「ウッドストック」その曲でした。
のっけから入ってくるギターに、迫ってくる旋律と美しいコーラス。最後の畳み掛けるようなギター。
聴くたびに映画「ウッドストック」の光景が蘇ってくるようで、今でもドキドキしてくる曲です。
そして、当然、探して入手しました(実は、地方ではこのような名盤でも簡単に手に入らないので苦労しました)。
「デジャ・ヴ」(Deja Vu)
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。アルバムを聴いて、これは結構衝撃でしたね。
それまでは、典型的なギター・アルバムやブルース系のアルバムばかりを追いかけていたのが、ボーカル主体と言うか、素朴とも、反対に洗練されたとも言える、歌と楽曲自体を聴かせるサウンドが、ものすごく新鮮な音に聴こえました。
スティーヴン・スティルスとニール・ヤングのエレキ・ギターもいいですが、アコースティック・ギターのサウンドがとにかくいいですね。
1970年の作品ですが、時代を考えてもとにかくクオリティが高いです。
1曲目のキャリー・オンからはじまり、 ティーチ・ユア・チルドレン、ヘルプレス、ウッドストック、僕達の家、などなど。。。と、最後まで、アルバム通して名曲揃いで、何度聴いても飽きません(ただ、バラエティに富んでいるともいえますが、4人それぞれの曲を集めたという感は否めません。だからこそ飽きないのかな?)。
クロスビー・スティルス&ナッシュとしてのデビュー・アルバムに続き、ニール・ヤングが新たに加わった当アルバムは、一層、各人の個性が際立ち、まさに4人の個性が生み出した、歴史的名盤ですよね。
この4人のうち、グラハム・ナッシュはその後はちょっと縁がなかったのですが、デヴィッド・クロスビー、スティーヴン・スティルスとニール・ヤングは何かと聴く機会が増えました(アルバム紹介は追々)。
それと、このアルバムをきっかけに、フォーク・ロックやウェストコースト系の音楽を聴きだしたのは言うまでもありません。
◆iTunes StoreでDéjà Vu – クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.3.1)