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4ウェイ・ストリート/CSN&Y〜個性あふれる4人のスーパー・グループによる臨場感溢れるライブ・アルバム

4ウェイ・ストリート/CSN&Yアルバム「クロスビー・スティルス&ナッシュ」に「デジャ・ヴ」ときたら、この有名なライブ・アルバムもどうしても聴きたくなります。

4ウェイ・ストリート」(4 Way Street

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングによる、1971年に発表された2枚組のライヴ盤で、ライブは1970年に行われたものからです。
ライブの名盤ですね。中古の国内盤を手にする事ができました。

アルバム1枚目(Side1&2)がアコースティック・サイドで、2枚目(Side3&4)がエレクトリック・サイドとなってます。

アコースティック・サイドでは、観客の歓声に加えて、フレンドリーな雰囲気も伝わってきて、演奏も実に楽しげに展開されています。
それにしてもライブにして、見事なアンサンブルですよね。この抜群のコーラスはやっぱり凄いです。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
対してエレクトリック・サイドですが、かなり力が入るのか、コーラスは若干雑なところも出てきますが、それを上回る4人の臨場感溢れる歌と演奏が迫ってきます。

それに、スティーヴン・スティルスとニール・ヤングはエレキ・ギターになると、いきなり激しいギター・バトルになるんですよね。
「サザン・マン」や「キャリー・オン」は圧巻です(ただ、さすがにちょっと中だるみの感はあるかも)。

その2人の後ろで、堅実なカッティングをしているのは、デヴィッド・クロスビーですが、サウンドを陰ながら支えてますよね。

収録曲は、グループとしての2枚のアルバムからの曲の他、それぞれの代表曲を持ち寄っていて、実際は各人の持ち歌をバランスよく披露している感じですが、何たってこの個性の強い実力者達が、一つのグループとして演奏しているんですから凄くないわけがないです。

スタジオ盤で感激した、完成度の高い歌と演奏がライブで聴く事が出来るんですから、このライブ・アルバムはやっぱり貴重ですよね。

短い期間にこのライブ盤を含めて3枚のアルバムしか残さなかったスーパー・グループ。その後の再結成アルバムも何枚か聴く事ができたので、それは追々。

 
◆iTunes Storeで4 Way Street (Live) – クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.11.9)


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