中央バスの「神恵内線」廃止の方針へ〜沿線自治体は維持に向けて協議を続ける考え

北海道中央バス(小樽)は、岩内町から共和町、泊村を経由し神恵内村まで結ぶバス路線「神恵内線」について、2024年9月末にも廃止する方針というニュースがありました。後志管内の気になるニュースだったので、書き留めておきます。

乗務員不足に加え、利用客の減少で増収が見込めないことが要因とのことで、沿線の4町村にその方針を伝えたとのことですが、廃止を含めた見直しであって、廃止ありきではないとのことです。

まだ決定ではないとのことで、利用客の減少といえども、住民にとっては、通学や通院などに欠かせないものなので、沿線4町村は同社と協議続ける考えとのことです。

ニュースによると、神恵内線は道や沿線町村からの補助金で赤字を穴埋めして運行しているそうですが、それでもなお赤字で、運行の継続が困難とのことなんですね。

ただ、この路線がなくなると、神恵内村と泊村では、村外と結ぶ公共交通がなくなるんですね。

沿線自治体は、路線の維持・存続を求める要望書を提出する予定とのことです。

※参照ニュース:2022年3月29日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

北海道中央バス株式会社

※中央バスの神恵内線