アルペンスキーW杯回転で2位に3度、小樽北照高校出身の佐々木明選手が今シーズン限りの引退を表明

アルペンスキーW杯回転で、日本選手最高に並ぶ2位表彰台に過去3度上がった佐々木明選手が、今シーズン限りの引退を表明しました。

長いこと日本アルペンスキー界の第一線で活躍してきた佐々木選手は現在32歳。
間もなく開催されるソチ五輪の代表にも選出されていますが、これが4大会連続の五輪出場になるんですよね。

次のようなニュースでした。

アルペンスキー男子の第一線で長く活躍し、ワールドカップ(W杯)回転で日本選手最高の2位に3度入った実績を持つ32歳の佐々木明(ICI石井スポーツ)が22日、ソチ冬季五輪に挑む今季限りで引退する意向を明らかにした。山岳スキーのプロに転身する。
佐々木明が引退表明 W杯回転で日本勢最高の2位 ― スポニチ Sponichi Annex アルペンスキー

ということで、今季の残りのW杯回転には出場する予定だそうです。

先日、皆川選手(36歳)がソチ五輪の代表入りの可能性がなくなり、現役引退を表明したばかりですが、今回の佐々木選手の引退表明で、現在の日本アルペン界を牽引してきたトップ選手2人が引退してしまうということになるんですよね。

最近ではこの2人と湯浅選手(30歳)を合わせた3人の名前ばかり聞くので、続く若手選手に早く現れてもらいたいですね(私が知らないだけかもしれませんが…)。

その湯浅選手は先日のW杯回転でなんと右足首を骨折してしまい、現在、五輪に間に合わせるべくリハビリ中とのことです。
最近は好調だったので、なんとか間に合ってもらいたいですね。

W杯では、素晴らしい日本人トップの成績を残し続けてきた佐々木選手ですが、こと五輪となると、2006年トリノ冬季五輪の回転で皆川選手が4位、湯浅選手が7位と入賞を果たしてますが、佐々木選手は2010年バンクーバー五輪回転の18位が最高成績ということで、今回のソチ五輪ではいい結果がでるといいですね。

ところで、佐々木選手は、先日引退表明した皆川選手の後輩にあたるとうことで、大学は日体大ということですが、高校も同じで、私・小梅太郎の地元小樽の北照高校出身なんですよね。
(出身は北海道大野町(現:北斗市)です。参考:佐々木明 – Wikipedia

小樽は昔からスキーの盛んな街ということで、佐々木選手、皆川選手と日本アルペンスキー界のトップ選手を輩出しているということは誇らしくも嬉しい話ですが、そろって引退というのは何とも寂しいです。

佐々木選手の最後の五輪、頑張ってもらいたいですね。応援しています!