※画像はJFA|公益財団法人日本サッカー協会のサイトのスクリーンショットより。
インドで開催されてるAFC U-16選手権インド2016の準決勝、対イラク戦が9月29日に行われました。
U-16日本代表の今大会第一の目標であった、ベスト4進出によるU-17W杯出場権獲得は果たしたので、次に目指すはアジアチャンピオンだったのですが、やっぱりアジアの壁は高かったですね。
圧倒的な強さでグループリーグを通過した後、準々決勝のUAE戦は日本ペースではあったものの1—0の僅差の勝利。やっぱり決勝トーナメントは違うな〜と見る方も感じてたんですよね。
で、この日の準決勝は、前半は今大会初失点で先制されながらも、FW山田の2ゴールで逆転して、いいムードで後半を迎えました(といっても、日本ペースというわけでもなかったです)。
ところが、後半に入って、雑なシュートでチャンスを逃し続けた日本に対して、果敢にチャレンジするイラクに日本の守備が耐えきれず、PK2本を含む3失点と守備は崩壊。
特に、後半に2—2と追いつかれてからは、勢いづくイラクに対して、日本は受け身でバタバタと浮き足立ってしまい、イラクの3点目となるPKをファールで与えたDF瀬古は、これが2枚目のイエローで退場となってしまったんですよね。
結局、日本は後半序盤に久保を投入したものの追加点は奪えず、2—4でベスト4で悔しい敗退となりました。
やはりアジアもここまでくると強いですね。イラクのプレスの早さ厳しさに、あとピッチの状態もあるのでしょうが、日本は思うようなプレーができませんでした。
とはいえ、対するイラクの選手たちは、ボールを奪うとロングボールを絡めて、シンプルにボールを前に運んで攻撃をしかけ、きっと思うようなプレーをしていたでしょうね。何より、イラクの選手のほうが、懸命に走ってました。イラクの7番、よかったな〜
日本代表は、今大会のここまでの結果が良くて、この試合に油断していたわけではないのでしょうし、U-17W杯の切符を勝ち取って、気が緩んでいたわけでもないでしょうが、イラクの選手たちにに比べると、ちょっとプレーが淡白に見られたかな。疲れもあったでしょうね。
それにしても、決定的なシュートチャンスを決めきれないのは、何だかA代表と同じで、やっぱり日本代表の課題なのかな〜
ということで、実は今大会の U-16の若き日本代表は、注目していたのですが、やはり甘くなかったですね。
ただ、今度は世界が舞台のU-17W杯です。
どんどん伸びる世代でしょうから、選手それぞれが所属チームで成長して、来年のU-17W杯で結果を残してもらいたいですね。