アナログレコード回顧録記事ヘッダー

ヤードバーズ(ROGER THE ENGINEER)/ジェフ・ベック・アンド・ヤードバーズ

analog2015-03-28 13.05.07高校生の時によく行っていた市内のレコード店に、何故か1枚だけ置いてあったヤードバーズのレコード(普段は流行のレコードしか置いていない、地方のレコード店です)。

誰かに買われないかと気にはなっていたのですが、結構、買われずに残っていたんですよね。地方ではまだまだ知名度は低かったのかなぁ、ヤードバーズは。

で、なんとか間に合いました。結局、私が小遣いはたいてそのレコードを買いました(アルバム・タイトルは、そのままですね)。

ヤードバーズ

元々、エリック・クラプトンからヤードバーズを知ったのですが、このアルバムはクラプトンが脱退した後で、ジェフ・ベックがギター弾いている時期のものですね。

本当はヤードバーズ時代のクラプトンを聴いてみたかったのですが、ジェフ・ベックも当時のギター少年には必須で、一生懸命追いかけて聴いていたので、まずは、ヤードバーズというバンドを聴いてみようという感じでした。

オリジナルは1966年の発表ですが、買ったのは国内再発盤の「ロック・グレイテスト 1500」というシリーズで(もちろん価格は1,500円)、帯には、ジェフ・ベック・アンド・ヤードバーズとなっています。

このアルバムは通称「ROGER THE ENGINEER」といわれているんですね。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
クラプトンが、商業的なポップ指向に嫌気がさして脱退云々…、なんて話を前もって聞いていたので、実際に聴くまでは、ポップ指向の強いブリティッシュ・ロック・バンドというイメージを持っていたのですが、改めて聴くと、かなり音楽性の幅が広くて、プログレ的な香りもしてきますし、当時としてそのサウンドは、かなり先進的だったのではないでしょうか。

よく言われる、3大ギタリストがいたバンドというより、そういう観点から聴いた方が、より魅力が伝わってくるかもしれませんね。

キース・レルフのヴォーカルは意見が分かれるところでしょうが、今となっては、それも含めてのヤードバーズの魅力ですよね。

でも、やっぱりジェフ・ベックのギターがカッコいいし、この頃からまぎれもなくジェフ・ベックです。
上手い!(当然ですが)

中でも「ジェフズ・ブギ」は、単純にジェフ・ベックのギターが楽しめるので、お気に入りの曲です。
ちなみにジェフ・ベックがボーカルをとる「ナッズ・アー・ブルー」なんて曲も聴くことが出来て、興味深いですね。

とはいっても、やっぱり不思議ですよね、3大ギタリストがこのバンドに次々と参加したなんて。

◆iTunes StoreでThe Yardbirdsをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.4.3)