ニュースより/小樽市がカジノ誘致推進の方針で、市民から反対意見が出てます

最近、ニュースで小樽にカジノを誘致するか否かといった話題を目にします。

先日も北海道新聞(10月18日付小樽・後志欄)にその話題が掲載されていましたが(引用は47NEWSより)。

小樽市がカジノを中核とする統合リゾート施設(IR)の誘致推進の方針を示したことに対し、市民から反対意見が続出している。市はIRによる観光客増加など大きな経済効果をアピールするが、「観光都市小樽のイメージを傷つける」などと同じ観光振興の立場から反対する声も少なくない。カジノをめぐり、小樽のまちづくりの方向性が問われている。
小樽カジノに異論 「街並みに似合わぬ」「犯罪増の懸念」市民から反対意見  – 北海道のニュース – 都道府県別 – 47NEWS(よんななニュース)

ということで、ここにきて市民から反対の意見が続出しているとのことです。

北海道では、小樽の他に釧路と苫小牧が候補地に名乗りを上げていますよね。

高橋はるみ知事は22日、東京都内で超党派による「国際観光産業振興議員連盟(IR議連)」に、道内でのカジノを含む統合型リゾート(IR)の整備推進を要望する。道内でもカジノの誘致活動が熱を帯びる中、釧路、小樽、苫小牧の3首長らも陳情に参加し、実現を目指す。
北海道知事、カジノ誘致要望へ 超党派議連に 3市と連携-北海道新聞[道内]

さらに、

超党派の国会議員で作る「国際観光産業振興議員連盟」(IR議連)は開会中の臨時国会にカジノ解禁に向けた法案を提出予定で、誘致を目指す道内自治体は法案の動向を注視している。
カジノ誘致:解禁法案の動向注視 北海道内3市、動く 知事、国に推進要請へ- 毎日jp(毎日新聞)

とのことで、ニュースを見ている限り、話はどんどん進んでいる感はあります。

地元・小樽に関して言えば、カジノができたとして、それ目当てにくる観光客の方々は、運河があって歴史的建造物が立ち並び、山があって海があって、そういった素朴でノスタルジック溢れる街を目的に小樽を訪れてくれている現在の観光客の方々とは、目的が違うのは明らかですよね。

まあ、街の観光がついでになるか、カジノがついでになるか、という感じになるのかな。

反対意見の中には、街並に合わずイメージダウンになるというものの他、犯罪が増えるのではという治安面の懸念もされています。

ついついカジノといったら、きらびやかなイメージですが、そうではないヨーロッパなんかでは落ち着いたカジノというのもあるそうですが、それがどんなのかは知りません…

どちらにしてもあまりにも情報が少なく、市民置き去りで政財界のほうでどんどん話を進めている感じは否めません。

ただ、観光のみに頼っている小樽としては、歯止めのかかからない人口減少や斜陽化は現実としてあるので、何か手だてが欲しい、というのも実際なんですよね。
普通に考えれば、小樽の街には似合わないので不要だと思うのですが、代案がない現状は、なかなか難しい問題ですね。

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