ん十年前の当時のギター小僧には、ドゥービー・ブラザーズの「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」、「ロング・トレイン・ランニング」、「チャイナ・グローブ」のリフが格好良くて、コピーしたくてよく聴いていたものです。
ただ、カッコつけていた訳ではないのですが、その頃は、すぐに耳に入ってくるメジャーなミュージシャンのアルバムを買うのであれば、まだ聴いたことがないミュージシャンのレコードを買おうとしていました。
まだ耳にしていない素晴らしい音楽があるに違いないと、新しい発見を求めてレコードを探していたものです。
考えてみれば、生意気な話ですよね、音楽を聴き出したばかりの小僧なのに(今も、たいして知らないのですが…。まあ、見栄を張っているだけというのもあるんですけどね)。
そんな訳で、当時は既にメジャーな大物バンドだったドゥービー・ブラザーズも、なかなかアルバムには手が出なかったのですが、ある時に、ようやく買いました。
「キャプテン・アンド・ミー」(The Captain and Me)
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。何と言っても、まずはこれでした。ロックの名盤ですね。
1973年発表の3枚目のアルバムで、上記の「ロング・トレイン・ランニング」、「チャイナ・グローブ」が入っていますからね。
しかし、実はこれ、私には弟がいるのですが、弟への誕生日プレゼントに買ったレコードなんです。
と言っても、結局、一緒になって聴いている訳ですから、自分が聴きたかっただけだろうと言われれば、身も蓋も無いですが…
当時のドゥービー・ブラザーズはトム・ジョンストンを中心とした、壮快なギターとストレートなバンド・サウンドを聴かせてますよね。そして、なんというか、そのサウンド自体はキッチリしている印象があります。
当時はよくウェストコースト・ロックなんていっていたと思うのですが(といってもスタイルは様々なんでしょうが…)、今回久しぶりに聴いてみあると、相変わらず壮快でした。
◆iTunes StoreでThe Captain and Me – ドゥービー・ブラザーズをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.4.15)