7月の休日にふと思い立って、JR北海道の「一日散歩きっぷ」を使って各駅停車の旅をしてきました(一日散歩きっぷについては、記事の最後に記載してます)。
この日の各駅停車の旅は、岩見沢駅でグッドデザイン大賞受賞の駅舎を見た後に滝川(たきかわ)駅に向かいました。
滝川に来た目的は、滝川市に本店があるご存知、松尾ジンギスカンで昼食です!
味付けジンギスカンの松尾ジンギスカン
一日散歩きっぷを使った各駅停車の旅といっても、フリーエリア内の目的地と、そこで何をするかの計画はある程度立てていたのですが、今回目指した一番遠くの駅が滝川駅で、ここでの目的が、松尾ジンギスカン本店でした。
味付けジンギスカンといえば、やっぱり松尾ジンギスカンは有名ですよね。そして、その本店が滝川市にあるんですよね。
松尾ジンギスカンは、1956年(昭和31年)開業のマツオ(旧松尾羊肉株式会社)として誕生し、当時臭みが苦手な人が多かった羊肉を特製タレに漬け込む製法が好評で、その名が全道に広がったとのことです。
ところで、北海道でのジンギスカンというと、松尾ジンギスカンのように、あらかじめタレに漬け込んだ羊肉を焼くスタイルと、生肉を焼いてタレに付けて食べるスタイルに分かれます。
地域や家庭によってそれぞれなんですが、実は我が家は後者の焼いた肉をタレに付けて食べる派なんですよね。
もちろん、タレに漬け込んだジンギスカンも食べる機会はありますが、普段、あまり食べてないからこそ、味付けジンギスカンの松尾ジンギスカン本店は楽しみ、というのもあるんですよね。
滝川の松尾ジンギスカン本店へ向かう
さて、松尾ジンギスカン本店までは、滝川駅から歩いて15分という情報を確認していたので、スマホの地図を片手に向かいました。
15分というと結構ありますが、ここで気にしないといけないのが、帰りの電車の時刻です。
というのも、今回は各駅停車の旅ですからね。滝川駅から上りの普通列車はほぼ1時間に1本です。1本逃すと大変です。
滝川駅に到着したのが12:12で、次は岩見沢・札幌方面の普通列車に乗るのですが、滝川を13:36発になります。
ちなみに、これを逃すと、次は14:45になってしまいます。
その間に松尾ジンギスカン本店で食事をして、駅まで戻ってきたいんですよね。とはいえ、あまりバタバタはしたくないので、一応、この時間を頭に入れつつ、さて本店へ。
足早にお店に向かいつつ、実は滝川市を歩くのは初めてだったので、街の様子を眺めながら歩いていきました。
アーケード商店街があるんですね。
街中の様子は人の歩く姿もまばらで、ちょっと寂しい感じですが、道内の多くの街がそうなんですよね。
途中、とんでもなくいい匂いのホルモン焼き屋が昼間っから営業していて、ついついその匂いに誘われそうになったのですが(笑)、滝川ってジンギスカンはもちろん、ホルモン焼きも美味しいのかな?
といいつつ、松尾ジンギスカン本店に到着です。
結構、駅から離れた住宅地に、ど〜んと立派な建物がありました。
※松尾ジンギスカン本店はサイトのこちら:本店|松尾ジンギスカン公式サイト 北海道の札幌・滝川・千歳などに展開
松尾ジンギスカンを食べる
本店はかなり大きな建物で、入ってすぐはお土産売り場になっていて、やっぱり観光客も多いのでしょうね。
(お持ち帰り用のジンギスカンも売ってました)
奥のレストランスペースに案内されて席へ。もっとガヤガヤしているのかと想像していたのですが、とても綺麗でお店の方の対応も丁寧で、どちらかというと落ち着いた雰囲気すらします。
この日はそこそこお客さんが入っていてましたが、観光客ばかりでなく、地元の方も利用しているみたいでした。
で、メニューはこちら。
ランチメニューは平日のみということで、この日は休日だったので、ありませんでした(年末年始、ゴールデンウィーク、お盆期間中(8/11~8/16)も平日限定のランチメニューはお休みだそうです)。
注文したのはこちら(価格は税込)。
ラムリブロース(150グラム野菜付き:1,480円)
1頭の仔羊から700グラム程度しか取れない貴重なラム肩ロースとのことで、せっかくなので、一品は贅沢に。
上マトンジンギスカン(150グラム野菜付き:950円)
マトンの中から赤身中心に選ばれたモモ肉ということで、最近、マトンってお店であまり売ってないんですが、ラム肉らしさを味わえるので食べたかったんですよね。
もちろん電車できてますから、ビールも!
テーブルには「美味しい食べ方」という説明書きが置いてあって、お店の方も焼き方を説明してくれます。
普段からジンギスカンは食べてますが、せっかくですから松尾ジンギスカンの流儀に従いましょう!
ここ松尾ジンギスカンでは、秘伝のタレというのが出て来るんですね。
これは、焼く時に鍋の溝に入れて使うタレで、これは食べる時につけるタレではありません。
では焼きます。
お馴染みのジンギスカン鍋の周りに野菜を入れて。
ジンギスカンの肉を中央にのせます。
ここで秘伝のタレを鍋の周りに入れるんですね。野菜を煮るようにするんですね。
肉汁も周りの溝に流れ落ちて、タレと一緒に野菜を煮込むわけですから、これは美味しそう〜
さて、肉が焼けたので、いただきま〜す!
うわっ!松尾ジンギスカンって、こんなに美味しかったっけ!!
高いラムリブロースはもちろん、上マトンがいかにもジンギスカンといった感じで、美味しかったですね。
もちろん、タレで煮込んだ野菜も美味しい!
先ほども書きましたが、普段、我が家のジンギスカンはタレをつけて食べる派なんですが、これからは味付けジンギスカンも食べます!
煮詰まった野菜がまたいいんですよね。
ということで、松尾ジンギスカン、さすがでした。
ごちそうさまでした。
また来る機会があったら、他のメニューも食べてみたいですね(食べ放題もいいな〜)。
おわりに
慌ただしく食事はしたくなかったので、あまり時間は気にせずジンギスカンを堪能していたのですが、食べ終わった時刻を見ると、次の滝川13:36発の岩見沢行きに間に合いそうだったので、お店を後にして、滝川駅に向かいました。
今回の滝川市で立ち寄ったのは松尾ジンギスカン本店のみでしたが、大満足でした。
そうそう、最後に飴をもらいましたよ。
【店舗情報】
定休日:年中無休(12月31日・1月1日を除く)
営業時間:10:00~22:00(ラストオーダー21:30)
駐車場:120台(本店道路向かい正面/本店隣)
(お店情報は2017年7月時点でのものです)
※詳しくは松尾ジンギスカンサイト内のこちらで:本店|松尾ジンギスカン公式サイト 北海道の札幌・滝川・千歳などに展開
さて、滝川の次に向かったのは、美唄です。
実は松尾ジンギスカンは、まだまだ食べたかったのですが、ちょっと我慢したんです。それは、次の美唄で名物美唄焼き鳥を食べるためだったんです。
ということで、次の目的地・美唄の話はまた別の機会で。
※参考にした滝川市関連サイト
・松尾ジンギスカン公式サイト 北海道の札幌・滝川・千歳などに展開
・滝川市役所 公式ホームページ
・滝川駅 – Wikipedia
・滝川市の観光スポット&魅力7選!隠れた『ここにしかない』がいっぱい♪
・松尾ジンギスカン – Wikipedia
▼北海道名物松尾ジンギスカン通販(楽天)
▼「松尾ジンギスカン」を調べる。
【関連記事】
・グッドデザイン大賞受賞の岩見沢駅を見るために下車〜JR北海道の「一日散歩きっぷ」で行く各駅停車の旅
・滝川駅へ向かう途中の車窓からの風景と滝川駅の様子〜JR北海道の「一日散歩きっぷ」で行く各駅停車の旅
※関連ブログの関連記事
・家でももちろんジンギスカンやってます: 小樽で家庭料理
※JR北海道の「一日散歩きっぷ」について
JR北海道の一日散歩きっぷは、フリーエリア内の普通列車・快速列車の自由席が1日乗り放題となる、札幌近郊からでかけるのにお得で便利なきっぷです。
(そのフリーエリアはこちら)
一日散歩きっぷは大人2,260円。土曜・休日限定発売で当日限り有効です(平成29年度)。
※詳しくはこちらの記事で:札幌近郊からのお出かけに便利なJR北海道の「一日散歩きっぷ」(平成29年度)について | ローカルブロガーのメモ帳