サヤごと食べられるスナップエンドウは、塩茹でしてマヨネーズを付けて食べると、サクサクッと歯触りもよく、甘味もあってとっても美味しいですよね。
いつの頃からお店に並ぶようになったのか、すっかりお馴染みの食材で、家庭菜園でも栽培している人が多いともいますが(私も栽培してます)、このスナップエンドウ、時々、スナックエンドウという表示も目にしませんか?
“スナップ”と“スナック”、どっちが正しいのか、家庭菜園をしている方は、知っている方も多いと思うのですが、私も疑問に思って、以前調べたことがあって、せっかくなので、書き留めておきますね。
ネットで調べてみると、お馴染みWikipediaに次のような説明があります。
スナックエンドウ(他にスナップタイプエンドウ、スナックタイプエンドウなど)と呼ばれることがあるが、これは商品名として扱われており、1983年(昭和58年)農林水産省により名称が統一されスナップエンドウが正式な名称となった。
スナップエンドウ – Wikipedia
ということで、スナップエンドウが正式な名称で、スナックエンドウは商品名ということなんですね。
英語でもSnap pea ですね(snapは、ポキッと折れる・パチンと鳴らす、といった意味で、peaがエンドウ豆のことなんですね)。
で、元々アメリカで作られた新しい品種で、日本で出回るようになったのは、1970年代以降と、比較的新しい野菜です(参考:スナップエンドウ|もっと野菜を。もっと食卓に。|キユーピー)。
スナックエンドウという表示は、お店でも時々目にしたりしますが、私も何だかよく目にするな〜、と思ったら、家庭菜園なんかで種の販売でお馴染みの「サカタのタネ」では、商品名に“スナック”を使ってるんですね(参考:スナップエンドウ/スナックエンドウ:旬の野菜百科)
ということで、まあ、美味しいので、どちらでもいいかな、とも思うのですが、家庭菜園をしている方は、知っておいてもいいですよね。
正式名称は、スナップエンドウということでした。