新譜で購入したアルバム以外は、実際の購入時期というのは今となっては曖昧です。中学か高校時代かそれ以降か。
まあ、もともと個人的な覚え書きの為で、たいした意味はないのですが、いつ頃買ったかなぁ~と、考えながら、今回引っ張り出してきたのが、サンタナのこのアルバムです。
「アミーゴ」(Amigos)
ちょっと思い出したのですが、このアルバムは、初めて買ったサンタナのアルバム「ワンネス」(カルロス・サンタナ名義のソロ・アルバム)にちょっと物足りなさを感じていて(記事はこちら:ワンネス/カルロス・サンタナ)、やはり名盤を聴きたいな〜、と、そう思っていた矢先に弟が中古で買ってきたアルバムでした。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。1976年発表のヒット作で、横尾忠則氏デザインのジャケットも有名ですよね。
まず、このアルバムには何と言っても、当時のギター少年にとってコピー必須の、教則本にも良く出てくる、日本で人気の名曲「哀愁のヨーロッパ」が収録されてるんですよね。
まあ「哀愁のヨーロッパ」は既に聴いていましたが、アルバム全体的にはラテン色が強く、加えてダンサンブルな感じもあって、かなりウキウキして聴いたのを思い出します。
それに、やっぱり「サンタナ」というバンドによるアルバムというのを改めて感じます。カルロス・サンタナのギターが全般にわたって前面に出てきている、という訳でもなく(「哀愁のヨーロッパ」は別ですが)、バンドとしての躍動感がまずありき、ですね。
1曲目の「ダンス・シスター・ダンス(Dance Sister Dance)」からそういった感じですが、中でも「ジプシー仲間(Gitano)」とかは、ラテンというかサルサというか、ジプシーというか(自分でも何だか良く分からないですが)、普通のロック・アルバムを聴いていても耳にすることがない曲で、当時は興味深かったですね。
やはり、まずはここら辺を聴くべきだったのでしょうね。
ということで、これが初めて、バンド“サンタナ”に接したアナログ・レコードでした。
◆iTunes StoreでSantana – Santanaをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.5.8)