【プレイバック】2018ワールドカップロシア大会【グループE第2節】セルビア対スイス テレビ観戦記(2018.6.23)

※ワールドカップロシア大会プレイバック(未投稿試合の再観戦投稿)。

ワールドカップロシア大会グループEの第2節、セルビア対スイスの試合です。

セルビア 対 スイス

キックオフ:2018年6月23日(土)3時00分(日本時間)
試合会場:カリーニングラードスタジアム

セルビアの初戦は、FKでの得点を守りきってコスタリカに勝利。対するスイスは初戦で優勝候補のブラジルと1—1て引き分けて、貴重な勝ち点1を獲得してます。好スタートをきった両チームですね。

すでにグループもう一試合のブラジルとコスタリカの試合は終わっていて、ブラジルが勝利して勝ち点4、コスタリカは未だ勝ち点0の状態です。

試合観戦記

立ち上がりはセルビアが押し込む展開で、前半5分、スイス陣内でボールをカットした流れで、右サイドからのタディッチのクロスに、ミトロビッチが中央で高い打点で頭で合わせると、これがゴールネットを揺らして、セルビアが早くも先制です!!

スイスは、ボールは保持する時間は長いものの、後ろでパスを回すばかりで、なかなか効果的な攻撃を仕掛けられません。対して先制したセルビアは、大きな展開にドリブルやパス交換を織り交ぜ、ゴール前ではクロスでシンプルに高さを生かした攻撃を仕掛けています。

前半30分、スイスは浮き玉のスルーパスに抜け出したジェマイリが直接合わせるものの、これはGKストイコビッチに防がれ得点ならず。

その後もスイスの攻撃する時間が長く、セルビアは守勢に回ります。とはいえ、セルビアもシンプルにシュートまで持って行くんですよね。スイスもシュートは打っているんですが、お互い、なかなか決定機を作れません。

前半終了間際には、セルビアの惜しいシュートがありましたが、結局、前半はそのまま1—0のセルビアリードで折り返します。

後半立ち上がりから、スイスが押し気味です。

すると後半7分、スイスの速攻で、右サイドでフリーでボールを受けたシャキリが放った左足のシュートはDF当たったものの、そのこぼれ球に反応したジャカが、ペナルティエリア手前左で思い切って左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールに突き刺さり、スイスが同点に追いつきます!!

いや〜、ジャカのものすごいシュートでしたね。

後半13分、やや距離があったものの、シャキリが放った右サイドから振り向きざまのシュートは、遠い方のゴールポスト角に当たってゴールならず。

セルビアもボールをつないでくるようになったものの、お互いに失点を嫌ってか、やや慎重な試合運びで、なかなかシュートまで持ち込むことも少なくなり、一進一退の攻防が続きます。

30分過ぎから、徐々にスイスの圧力が増してきて、セルビアゴールに迫るシーンが増えてきました。ちょっとセルビアの足が止まってきたでしょうかね。

このまま引き分けかと思われた後半45分、スイスの自陣からのカウンターで、ガブラノビッチからの長いスルーパスにセンターライン付近で抜け出したシャキリがDFを振り切ってペナルティエリア内に進入し、左足で冷静に放ったシュートはGKストイコビッチの横を抜けてゴール!!スイスがついに逆転です。

アディショナルタイムは4分も結局、試合はこのまま2—1で、スイスが逆転勝利を収めました。

おわりに

いや〜、スイスが粘り強かったですね。これでスイスは勝ち点4でブラジルと並び、決勝トーナメント進出に大きく前進しました。

セルビアは後半は淡白になってしまい、攻撃の手がありませんでした。勝ち点は3のままで、次のブラジル戦で決勝トーナメント進出をかけるという、ちょっと厳しい状況です。

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※参考:セルビア vs. スイス(グループE) テキスト速報 – ロシアワールドカップ特集 – スポーツナビ