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高中正義〜脱線・フュージョン話5〜「虹伝説/THE RAINBOW GOBLINS」は当時超話題作にして代表作

虹伝説/高中正義現在、ちょっとこれまでのブログの流れから脱線中です。
実は中学~高校生の頃、これまで出てきたような、ブルースやロックと並行して主に日本人のフュージョンもよく聴いていたんです。

ということで、投稿継続中の高中正義さんの5回目ですが、1980年に「T-WAVE」、「FINGER DANCIN’」と立て続けに出したのに、翌年、さらにこんな大作を発表したんですよね。

虹伝説/THE RAINBOW GOBLINS

1981年発表の超話題作ですね。
そして、このアルバムはギター小僧には極めつけでした。

絵本「虹伝説」をもとにしたという2枚組のアルバムですが、高中正義の魅力満載のギター・アルバムですよね。

ファンタジー映画音楽のようなオープニングから始まり、物語を語るナレーションが入ってから曲が始まるという、頭から「虹伝説」の世界観を表現したコンセプト・アルバムとなっています。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
収録曲も「ザ・サンセット・バレー」や「サンダー・ストーム」など、人気のある曲ばかり詰まってます。

当時、“ゴブリン、ゴブリン…”から始まる「セヴン・ゴブリンズ」や、「ユー・キャン・ネヴァー・カム・トゥ・ディス・プレイス」をコピーして弾く事ができるギター少年は、尊敬の眼差しで見られたものです。
残念ながら、私は弾けませんでしたが…

ギターも歪んだ音からクリアなものまで使い分け、相変わらずの小気味良いカッティングも気持ちよく、高中ギター・ワールド全開です。

このアルバムにあわせての全国ツアーも話題になっていて、当時夢中になっていた私も見に行きました。
アルバムを忠実に再現したステージだったと記憶しています。
見ごたえ、聴きごたえがあり、随分と楽しんだのを思い出します。

個人的には、この時が、高中熱の最高潮だったような気がします。
ほんと、かなり熱中していたんですよねぇ(笑)

それにしても、おじさんはこういうのも聴いていたんですよねぇ。今回、久しぶりに聴いているんですが、本当に懐かしいです。

で、やっぱりカッコいいですね。
「高中正義〜脱線・フュージョン話」はまだ続きます。


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※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・分割修正したものです(2015.8.1)


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