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高中正義〜脱線・フュージョン話6〜「ALONE」は余裕と遊び心さえ感じられる人気アルバム

ALONE/高中正義現在、尚も通常のブログの流れから脱線中です。
実は中学~高校生の頃、これまで出てきたような、ブルースやロックと並行して主に日本人のフュージョンもよく聴いていたんです。

ということで、引き続き高中正義さんの6回目です。

前回の超話題作「虹伝説/THE RAINBOW GOBLINS」をリリース後も、まだまだ高中正義の勢いは止まりません。続いて出たのが、こちらのアルバムですね。

ALONE


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
なんと「虹伝説」と同年、1981年の発表です。それにしても多作ですね。

収録曲では、1曲目の軽快な「SPEED OF LOVE」や、A面3曲目でアルバム・タイトル曲のメロウな「ALONE」といった曲が人気があったでしょうか。

B面1曲目のミディアム・テンポで、ペキペキ音の「SHE’S RAIN」なんかの爽やかさも、高中正義ならではのサウンドですね。

前作の勢いそのままに、アルバム通して高中ワールドが展開されていますが、B面3曲の「はいやぁ~っ!」では、リズムマシン(かな?)やバイオリンを使い、最後の曲の「PENGUIN DANCER」では、歌にボコーダーを使ったりして、遊び心が結構感じられます。

はっきり言って、もうかなりの余裕ですよね。きっと。

ALONE/高中正義_imgちなみに、このアルバムの初回盤は45回転のフィルム・レコード付ということで、「T-WAVE」のブルーのレコード盤に続いて、またしても釣られてしまいました(笑)

そのフィルム・レコードには、「WHITE LAGOON」という曲でBLUE LAGOONとクリスマス・ソングのメロディがスロウに奏でられています。

ということで、当時は、まだまだ高中正義の勢いは続きますし、この「高中正義〜脱線・フュージョン話」も続きます。


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※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・分割修正したものです(2015.8.5)


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