現在、ちょっとこれまでのブログの流れから脱線中です。
実は中学~高校生の頃、これまで出てきたような、ブルースやロックと並行して、主に日本人のフュージョンもよく聴いていたんです。
ということで、前回の「高中正義〜脱線・フュージョン話2〜CHA CHA ME/BACCO」に続き、高中正義さんの3回目です。
これまでは、ベスト盤の「All Of Me」(1979年)、BACCOというバンド名義で出しているアルバム「CHA CHA ME」(1979年)と掲載しましたが、次のアルバムはこちら。
「T-WAVE」
1980年発表で、スタジオ・アルバムとしては、「Blue Lagoon」の入った「JOLLY JIVE」(1979年)の次になります。
間にライブ盤「SUPER TAKANAKA LIVE!」(1980年)が発売されているのですが、そちらは持ってません。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。このアルバム「T-WAVE」もヒットしましたね。
目覚まし時計のオープニングが印象的で、軽快なギターが楽しい「EARLY BIRD」は、実によく聴きました。
そして、裏ジャケットにも写っていますが、ギターが青いヤマハSGになってますね(ラグーンブルーというのかな)。
この辺りから、ギターの音が太く、歪んだハードな音色も好んで使われるようになってるみたいですね。
A面最後の「CRYSTAL MEMORIES」なんかを聴くと、前半部分のギターはクリアなトーンで、とてもしっとり聴かせてますが、後半、テンポアップしてからは、なんだか、サンタナの音に近くなってきたような…(いや、けどカッコいいですね)
B面1曲目の「MY SECRET BEACH」のボーカルは本人によるものかな。まあ、歌の上手い下手は…(汗)
B面はそれ以降もいい曲がそろってますが、本当にメロディアスでキャッチーなフレーズを次から次と繰り出してますね。
ちなみに、アナログ・レコードの初回盤は、ブルーのレコード盤となっていました(先着40,000名とのことです)。
で、こういう小ネタに、当時は食いついてしまっていたんですよね。お恥ずかしい(笑)
この頃の高中正義は、本当に怒濤の勢いですね。人気もありました。
当時は、確か日本でのフュージョン人気がで出始めた頃で、こういったギターのインスト・アルバムも結構あって、個人的にもやっぱり気になってよく聴いていたんですよね。
それにしても、今聴くと、変わらずスカッとはしますが、やっぱり懐かしいですね。
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※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・分割修正したものです(2015.7.29)