今シーズン(2015-16)のスキー・ジャンプのワールドカップ(W杯)も終了して、葛西紀明選手(43)や高梨沙羅選手(19)が3月22日に帰国しました。
今シーズンは、ジャンプ競技はテレビで時々見ていて、ニュースで結果などもチェックはしていたものの、なかなかブログでは取り上げる機会がなかったのですが、今シーズンも葛西選手と高梨選手は魅せてくれましたね。
葛西選手は、優勝には届かなかったものの3位に5度入り、最年長表彰台記録を43歳8ヶ月に更新。さらには、3月17日の個人第27戦(スロベニア・プラニツァ)では、前人未到W杯個人通算500試合出場という快挙も達成してます。
個人総合も8位と、43歳にしてトップ10を維持しているのは、まさにレジェンドで、今シーズンはその他の日本人選手たちが振るわなかった分、その抜群の安定感が一層際立ちましたね。
来季の世界選手権と2年後の平昌五輪もやってくれそうで、レジェンド葛西選手からは、まだまだ目が離せません。
もう一人の若くして早くも伝説になりそうな、女子の高梨沙羅選手ですが、今シーズンは一人異次元のジャンプを飛び続け、17戦14勝という圧倒的な成績で2季ぶり3回目の総合優勝を決め、通算勝利数も44勝とのばしてシーズンを終わってます。
2014年のソチオリンピックは、金メダルが有力と思われた中、まさかの4位とメダルも逃し、翌年の世界選手権でも個人4位、W杯総合も2位と、周りが力を付けてきたのか、さすがの高梨選手も少し調子を落としているのかと、ちょっと心配していたのですが、今シーズンのこの大活躍です。
高梨選手も来季の世界選手権と2年後の平昌五輪が楽しみですね。
ただ、男子も女子も、葛西選手、高梨選手に続く選手たちにもうちょっと頑張ってもらいたいですね。
※参考
500戦達成の葛西が帰国 競技、私生活とも充実のシーズン語る/ジャンプ (1/2ページ) – スポーツ – SANSPO.COM(サンスポ)
葛西紀明 – Wikipedia
高梨、葛西は神様 自身は新たな伝説へ/スポーツ/デイリースポーツ online
高梨沙羅 – Wikipedia