唯一無二の偉大なブルース・マン、ジョン・リー・フッカーのCD5枚組のボックスセット「King of the Boogie」が発売のニュース

最新の音楽事情にはさっぱり疎く、音楽関係のニュースは昔よく聴いたミュージシャン中心にチェックしている小梅太郎です。

今回気になったのは、唯一無二の偉大なブルース・マン、ジョン・リー・フッカーのCD5枚組のボックスセット「King of the Boogie」が発売されるというニュースです。

ジョン・リー・フッカーの生まれた年については、一般的には1917年8月とされていて、2001年6月に満83歳で亡くなってますが、今年(2017年)で生誕100年を迎えるんですね。

その生誕100年を迎える年に発売されるボックスセットは、海外で9月29日に発売予定とのことで、次のようなニュースがありました。

このボックスはCD5枚組で、代表曲のほか、レア音源、ライヴ・パフォーマンス音源、未発表音源などもセレクトした計100曲を収録。CD1〜3の3枚にスタジオ・レコーディング音源を収め、CD4にはライヴ音源を、CD5にはエリック・クラプトン、B.B.キング、ヴァン・モリソン、ボニー・レイット、カルロス・サンタナ、ジョー・コッカー、ジミー・ヴォーン、ウォーレン・ヘインズ、ロス・ロボスらとのコラボレーション・トラックを収めています。
ジョン・リー・フッカーの5CDボックスセット『King of the Boogie』が発売、未発表音源も – amass

ジョン・リー・フッカーは晩年まで活躍していて、戦後からの録音数は膨大な量にのぼるそうなので、その中から収録曲を選ぶのは大変だったでしょうね(選んだのは、このボックスのプロデューサーであるメイソン・ウィリアムズとのことです)。

ボックスには56ページの本も同梱されているということで(日本盤と和訳は出るのかな)、かなりマニアックなリリースともいえますね(ジョン・リー・フッカーをよく聴いていた、というだけでは、ちょっと手が出ないですね…)。

ジョン・リー・フッカーの生誕100年を記念しては、8月25日発売の「ブルース&ソウル・レコーズ」最新号の特集が、「生誕100年記念 ジョン・リー・フッカー」とのことです。

同曲が録音された1948年暮れから、チャートを駆け上がった1949年にかけてのブルース/リズム&ブルースのシングル曲を収録した独自編集コンピレーションCD『HEN THE BOOGIE WAS ON』が付属されます。
『ブルース&ソウル・レコーズ』最新号の特集は「生誕100年記念 ジョン・リー・フッカー」、独自編集コンピCD付き – amass

※参考:ジョン・リー・フッカー – Wikipedia