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ライヴ・ワイアー(Jeff Beck With the Jan Hammer Group Live)/ジェフ・ベック〜ヤン・ハマー・グループとのジョイント・ツアーの模様を収めた白熱のライブ・アルバム

ライヴ・ワイアー/ジェフ・ベック前回に引き続きジェフ・ベックです。

前作「ワイアード」の発表後に行われたライブを収録したアルバムです。

ライヴ・ワイアー
Jeff Beck With the Jan Hammer Group Live

1977年発表です。
ライブは1976年に行われたもので、アルバムの英語のタイトルを見て分かるように、ヤン・ハマー・グループとのジョイント・ツアーの模様を収めたものです。
ヤン・ハマーは「ワイアード」に参加してますね。

というか、基本的にはヤン・ハマー・グループのライブという感じなんですかね。
全7曲中、ベックのアルバム「ブロウ・バイ・ブロウ」と「ワイアード」からの曲が4曲。
残り3曲がヤン・ハマー・グループの曲で、ヴォーカル入りもあります。

ベックのアルバムからの4曲は「フリーウェイ・ジャム 」(Freeway Jam)、「シーズ・ア・ウーマン」(She’s a Woman)、「スキャッターブレイン 」(Scatterbrain)、そして「蒼き風」(Blue Wind)ですね。
やはり、個人的にはこの辺りがシビレますね~


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
最初は、あの曲をライブでできるのか?って感じでしたが、やってますよやってますよ。
ガンガン弾いてます。
それにヤン・ハマーとのやり取りが相変わらず凄いですね。

アルバム通して、ベック一人が際立つというより、ヤン・ハマー・グループと全体とで激しく演奏が展開しています。
ヤン・ハマー・グループの演奏がベースになっているせいか、サウンドは基本ファンキーですかね。

スタジオ・ヴァージョンのキッチリした感じはないですが、ライブならではの勢いと緊迫感が伝わってくる白熱の演奏は、聴きごたえあります。

まぁ、個人的には、スタジオ・ヴァージョンの完成された演奏の方も好きなんですが、ライブの臨場感はそれとは別物ですからね。

◆iTunes StoreでJeff Beck With the Jan Hammer Group Live – Jeff Beck with The Jan Hammer Groupをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.10.8)


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