前作「ワイアード」の発表後に行われたライブを収録したアルバムです。
「ライヴ・ワイアー」
(Jeff Beck With the Jan Hammer Group Live)
1977年発表です。
ライブは1976年に行われたもので、アルバムの英語のタイトルを見て分かるように、ヤン・ハマー・グループとのジョイント・ツアーの模様を収めたものです。
ヤン・ハマーは「ワイアード」に参加してますね。
というか、基本的にはヤン・ハマー・グループのライブという感じなんですかね。
全7曲中、ベックのアルバム「ブロウ・バイ・ブロウ」と「ワイアード」からの曲が4曲。
残り3曲がヤン・ハマー・グループの曲で、ヴォーカル入りもあります。
ベックのアルバムからの4曲は「フリーウェイ・ジャム 」(Freeway Jam)、「シーズ・ア・ウーマン」(She’s a Woman)、「スキャッターブレイン 」(Scatterbrain)、そして「蒼き風」(Blue Wind)ですね。
やはり、個人的にはこの辺りがシビレますね~
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。最初は、あの曲をライブでできるのか?って感じでしたが、やってますよやってますよ。
ガンガン弾いてます。
それにヤン・ハマーとのやり取りが相変わらず凄いですね。
アルバム通して、ベック一人が際立つというより、ヤン・ハマー・グループと全体とで激しく演奏が展開しています。
ヤン・ハマー・グループの演奏がベースになっているせいか、サウンドは基本ファンキーですかね。
スタジオ・ヴァージョンのキッチリした感じはないですが、ライブならではの勢いと緊迫感が伝わってくる白熱の演奏は、聴きごたえあります。
まぁ、個人的には、スタジオ・ヴァージョンの完成された演奏の方も好きなんですが、ライブの臨場感はそれとは別物ですからね。
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※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.10.8)