何となく、西海岸系列のミュージシャンの投稿が続いているので、その流れで、今回はこちらの大御所バンド、イーグルスのアルバムです。
ここまで、偉大なバンドになると、正直私がどうのこうの言うことはないんですけどね(笑)
「オン・ザ・ボーダー」
(On The Border)
1974年発表の3枚目ですね。中古の国内盤を手にしました。
レーベルはロサンゼルス拠点のアサイラムから。
以前、このブログでは「イーグルス・ファースト」(1972年)が登場してますが、残念ながら、2枚目の「ならず者(Desperado)」(1973年 )は持ってません。
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。この時期は、それまでのカントリー・ロック中心から、よりハードな、そしてポップなロックへと、サウンドが移行しつつありますね。
アルバムも、その両面が聴くことの出来る作りとなっています。
まあ、そのせいかイーグルスのアルバムの中では、どちらかというと影の薄いアルバム、との評も時折目にしますが、なんのなんの。
A面1曲目の軽快な「Already Gone(過ぎた事)」から、アルバム最後の全米No1ヒットを獲得した名曲「The Best Of My Love(我が愛の至上)」まで、実にいい曲が並んでいます。
A面4曲目のバーニー・レドンが歌う、カントリー・タッチのしみじみしと染みてくる「My Man(マイ・マン)」、アルバム・タイトルにもなっているA面5曲目の、ハードでファンキーな「On the Borde(オン・ザ・ボーダー)」、B面2曲目のちょっと黄昏れてしまう「Ol’ 55(懐かしき’55年)」等々。
美しいハーモニーは相変わらずで、どの曲も印象的ですね。
リンダ・ロンシュタットのバックバンドに参加した、グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ランディ・マイズナー、バーニー・レドン(バーニー・リードンとも表記されるようです)によって1971年に結成されたイーグルスですが、このアルバムで、ギターにドン・フェルダーが参加してますね。
その後、メンバーに正式に加わってます。
B面4曲目の「Good Day In Hell(地獄の良き日)」では、そのドン・フェルダーのスライド・ギターをたっぷり聴くことが出来ますし、このハードさは、その後のイーグルスのサウンドを表すような演奏ですね。
やっぱり、イーグルスは良いですね〜
◆iTunes StoreでOn the Border – イーグルスをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2016.2.29)