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ディープ・パープル「ブラック・ナイト=24カラット」〜ディープ・パープル第2期のスタジオとライブからのベスト・アルバム

ディープ・パープル/ブラック・ナイト=24カラット個人的に所有している、他のブルースやシンプルなロックなどのアルバムと比べると、音楽的に何だか趣きを異にしますが、今回はディープ・パープルです。

中学生の頃ですが、もちろん、いきなりブルースや古いロックを聴いていた訳ではありません。
メジャーと言うか、聴くべきというか、必ず通るであろう道というか、そんな音楽がいっぱいありましたから。

それと、古典ロックともいえるギター少年のための曲も色々ありました(当時はギターも弾いていたもので)。

当時のギターを始めた少年にとって、コピーする名曲及びそのギタリストと言えば、当然のエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジの3大ギタリストの他に、サンタナ、そして今回のディープ・パープルのリッチー・ブラックモアでしたかね。

ということで、ディープ・パープルは、よく聴きましたし、そして、実際かっこ良かったです。

当時流行ったレンタル・レコードなんかでも何枚かは聴いていたので、初めて購入したアルバムは、やっぱり無難に手が出てしまったと言うか何というか、ベスト・アルバムのこちらです。

ブラック・ナイト=24カラット


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
1975年発表のベスト・アルバムなんですが、ライブの曲が結構入っているのが特長のアルバムですね。

収録曲8曲中、4曲がライブで(ストレンジ・ウーマン、ブラック・ナイト、スモーク・オン・ザ・ウォーター、チャイルド・イン・タイム)、基本、アルバム「ライヴ・イン・ジャパン」からのものですが、当時は「ブラック・ナイト」が未発表だったんですよね。

その他、スタジオ収録では「スピード・キング」も入ってますが、「ハイウェイ・スター」が収録されてないのが、当時はちょっと残念でした。

ディープ・パープルはよく、第~期と言われますが、このアルバムの収録曲は第2期のものですね。

ただし、このアルバムが発売された1975年の時点は、バンドは第3期の後にあたり、リッチー・ブラックモアの脱退が発表された頃ですね。

この頃は、まだ、ハードロックとかの分類はあまりよく分かっていなかったのですが、とにかく、リッチーの凄いギタ-とドライブ感溢れるそのサウンドは、その頃好んで聴いていたクラプトンとかとは違って、中学生の少年にはかなり衝撃的でした。

今はほとんど聴かなくなったハードロック系ですので、あまり内容について言及するとボロが出るので、この辺でやめておきますが、この時期のディープ・パープルが一番名作が多いようですね(第3期の「紫の炎」もかなり好きですけど)。

ところで、ギター少年だった私がトライした、リッチーのギター・ソロのコピーはというと…
あえなく挫折しました…

◆iTunes StoreでDeep Purpleをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.4.9)