中学生の時は、すでに解散していたCCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)については、そのバンド名とヒット曲「プラウド・メアリー」くらいしか知りませんでした。
それに、当時はCCRの正式な長いバンド名「クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival)」も、覚えてなかったと思います。
ただ、雑誌やラジオでCCRの情報を得ていくと、どうにも聴かなくてはいけないバンドのひとつと感じてきて、またしても、何だか“ロックを聴いて行く上では避けては通れない”という、訳の分からない義務感というか、使命感に燃えてしまっていました。
そんな時に、偶然にも手に入ったのが、このアルバムです。
「ライブ・イン・ヨーロッパ」(Live In Europe)
何が偶然かというと、実はこのアルバムは買ったのではなく、何と従兄のお兄さんがくれたものなんです。
何とタイミングの良かったことか!
ほんと、ちょうどちゃんと聴いてみたいと思っていた頃だったので、嬉しかったですね〜
※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。内容は、1971年のヨーロッパ公演を収録した、CCR初のライブ・アルバムですが、解散後の1973年に発売されたもので、トム・フォガティ脱退後の3人の演奏によるものです。
当時、「プラウド・メアリー」以外の曲は初めて聞いた訳ですが、「ボーン・オン・ザ・バイヨー」から始まるアルバムはヒット曲のオンパレードなので、さしあたっては、CCRの曲というものを色々知ることが出来たのが何と言っても良かったですね。
やはり、ジョン・フォガティの存在感が凄いですよね。
どの曲も泥臭くもストレートでシンプルで、時にブルージーでありながら、時にキャッチーで。これは、カッコいい!と単純に思いました。CCRは世界的にセールス的にも大成功を収めているのですから、凄いですよね。
ただ、このアルバムは3人によるライブということで、若干、音が薄めで、迫力不足は否めず、録音状態もあまり良いとは言えないのは、正直なところです。
また、このアルバムは2枚組なんですが、各面の収録時間が短いので(だいたい各12〜13分くらい)、2枚組の割にはボリューム感はなく、さらに最後の第4面は「キープ・オン・チューグリン」1曲のみの収録で、これはさすがにちょっと長いかな(汗)
と、なんだかんだと言っても、勢いのあるライブでの演奏は、CCRの魅力を感じるには、十分な内容でしたので、このアルバムは随分と聴き込んだものです。
◆iTunes StoreでLive In Europe (Remastered) – クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルをチェックする。
※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.3.14)