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Texas Flood(テキサス・フラッド~ブルースの洪水)/スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル〜今や伝説のブルース・ギタリストのデビュー・アルバム

テキサス・フラッド/スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル印象としては、突如出現した、もの凄いギタリストです。スティーヴィー・レイ・ヴォーンです。

デヴィッド・ボウイのアルバム「レッツ・ダンス」に参加した話は有名ですが、私の範囲外だったので、そちらはちょっと耳にしただけでした。

で、どこでそのギターを耳にしたのかは……覚えてません…
が、当時、そのギターは衝撃をもって伝えられていたと思います。
なので、勝手に耳に入ってきて、いつの間にか気になるギタリストとしてインプットされていたようです。

そして手にしたのが、スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブルのこのアルバム。

Texas Flood」(テキサス・フラッド~ブルースの洪水

1983年発表のデビュー・アルバムを輸入盤で手にしました。

どちらかというと、ブルース系のアルバムは、さかのぼって過去のアルバムを一生懸命追いかる事が多かったのですが、いきなり現在進行形で登場したもんで、ビックリと言うか、大喜びと言うかで、うわ~、本格的に凄い!というのが正直な感想で、すぐにハマりました。

1曲目の軽快なR&R調の「Love Struck Baby (ラヴ・ストラック・ベイビー)」、続くミディアム・テンポの「Pride And Joy(プライド・アンド・ジョイ)」、スロー・ブルースの「Texas Flood(テキサス・フラッド)」と、とにかく、ギターはスピード感一杯に豪快に弾きまくっているので、無茶苦茶スカッとします。


※ジャケット画像はAmazonアソシエイトより。
何だか、手が大きそうで、力がありそうで、ギターの弦も太そう(.013からのセットらしい)で、ストラトキャスターから繰り出されるその音は何とも力強く、自由自在ですね。

それに、トリオというのが、何だか妙にロック好きの心をもくすぐりますよね。
加えて言うなら、テキサス出身というのもブルース好きの心を…、ですね(笑)
最高です。

それにしても、なんでこういうこれから先が楽しみだ~、という人が(に限って)、悲劇にあうんでしょうか。
1990年8月27日のヘリコプターの墜落事故で満35歳で亡くなっています。残念です…

  
◆iTunes StoreでTexas Flood (Legacy Edition) – Stevie Ray Vaughan & Double Troubleをチェックする。

※Amazonアソシエイトプログラム等で紹介してますが、記事中のものと同内容でない場合もあるのでご了承願います。
※この記事は旧ブログ「アナログレコード回顧録」の記事を加筆・修正したものです(2015.6.20)


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