熱戦が繰り広げられるワールドカップロシア大会、グループC第1節のもうひと試合は、FIFAランキング11位のペルーと12位のデンマークとの対戦です。
「ペルー 対 デンマーク」
キックオフ：2018年6月17日（日）1時00分（日本時間）
試合会場：モルドヴィアアリーナ
ペルーはニュージーランドとの大陸間プレーオフを制して、36年ぶりのワールドカップ出場を勝ち取ったんですよね。注目の選手はエースのゲレーロですが、どうやらベンチスタートのようです。対するデンマークは10番のエリクセン中心にパスをつなぐ攻撃的なサッカーを見せているようですが、組織力と堅守のイメージもありますね。
試合観戦記
序盤はペルーがやや押し気味ですが、両チームともボール際は厳しく、しばらくは主導権争いといった様相です。
次第にゲームは落ち着いてきますが、ペルーが積極的にミドルを放ってきます。ペルーは大きな展開を混ぜながら、細かく繋いで素早くゴール前に迫りますね。対するデンマークは高さがあるので、セットプレーはもちろん、ロングパスやクロスからチャンスを生み出そうという感じです。
途中からはデンマークの時間が長くなり、シュートまで持ち込むシーンも見られましたが、お互い、ゴール前の守備は固く、なかなか決定的なシーンは生まれず、時間が経過していきます。
前半44分、ペルーのクエバがペナルティエリア内で倒されたものの笛は吹かれず。しかし、そのすぐ後、主審はプレーを中断してVAR判定をすると、これがPK判定となります。
キッカーはクエバ。しかし、クエバのシュートは無情にもクロスバーの上でPK失敗。ペルーは得点ならず、前半は0—0で折り返します。
後半立ち上がりは、デンマークが前がかりに攻勢をかけてきてますね。
すると、後半14分、デンマークが速攻から繋いで、最後はエリクセンからのパスをDFの裏を取ったポウルセンが受け、落ち着いてシュートを放つと、これがゴール！！デンマークが先制です。
そのすぐ後の後半15分、今度はペルーが速攻からシュートを放つも、GKシュマイケルのファインセーブに防がれます。
ここでペルーはゲレーロが入ってきました（後半17）。
この辺りから、試合はペルーの時間帯が続きます。ペルーの惜しいシュートもありましたが、デンマークの守備は高く堅い！！
結局、最後までペルーはデンマークのゴールをこじ開けることができず、試合はデンマークが1—0で勝利を収めました。
おわりに
最後はペルーの怒涛の攻撃といった感じでしたが、デンマークがGKシュマイケル中心に、1点を守りきったという試合でしたね。
グループCの他の2カ国は、フランスとオーストラリアです。実力的にフランスがやや抜けているかもしれませんが、その他のチームにはまだまだチャンスがありそうですね。
※参考：ペルー vs. デンマーク(グループC) テキスト速報 – ロシアワールドカップ特集 – スポーツナビ
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