ローランドの創業者で、TR-808やTR-909といったリズムマシンや様々な電子楽器を生み出した梯郁太郎(かけはし いくたろう)さんが、2017年4月1日(土)に死去したというニュースがありました。享年87歳でした。
最初、梯さんと親交が深かったゴダイゴのドラマーのトミー・スナイダーさんがFacebookで明かしたことで訃報が広まったのですが、その後、各方面からニュースとして正式に発表されました。
その功績から、2012年にグラミー賞の技術賞を受賞しているということで、日本でより、海外の音楽関係者やミュージシャンから、より高い評価を受けている印象です。
大阪府出身。電器店経営などを経て、1972年にローランドを創業した後、鍵盤のたたき方で音に強弱をつけられる世界初の電子ピアノを開発するなど、優れた電子楽器を次々と世に送り出した。「音楽は国際語だ」と海外にも呼びかけ、異なるメーカーの電子楽器をつなぎ、音楽データのやりとりを可能にする世界共通規格「MIDI」の開発、普及にも尽力した。
ローランド創業者の梯郁太郎さん死去、87歳 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
梯郁太郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
※参考サイト:梯郁太郎 – Wikipedia
※関連ニュース
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