ブルース界の巨人、ブルースの王様、B.B.キングが死去のニュース。享年89歳

やはり、各所で大きく取り上げられてますね。

ブルース界の巨人で、ブルースの王様と呼ばれたB.B.キングが、2015年5月14日に死去したというニュースが入ってきました。
89歳とかなりの高齢だったんですよね。

ブルース界の巨匠B・B・キング(本名ライリー・B・キング)さんがが14日、米ネバダ州ラスベガス市内で死去。89歳だった。20年以上前から糖尿病を患っていたが、昨年10月のツアー中に体調を崩して残りの公演をキャンセル。衰弱が目立つようになり、今月1日に在宅介護を受けていることを自身の公式サイトとフェイスブックで明らかにしていた。
ブルースの王様B・B・キング氏死去 89歳 自宅でホスピスケア ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

先月4月6日には、糖尿病による脱水症のため緊急入院というニュースがあったんですよね。
(→ニュースより/B.B.キングが緊急入院も現在の状態は良好 | ローカルブロガーのメモ帳

その後、自宅に戻ってホーム・ホスピスケアを受けていたということだったのですが、とても残念です。

B.B.キングといえば、思い浮かぶのが、ギター「ルシール」からくり出されるチョーキングやビブラートを効果的に用いた、しびれるようなギター・スタイルに、ゴスペルを思わせる声量あふれる歌声、エンターテインメント性あふれるバンド形式による演奏スタイルなどなど。

B.B.キングの長いキャリアにおけるその影響力は、いちファンの私がここで語ることのできるようなものではないのですが、とてつもなく大きい存在でしたよね。

ブルースの王様、B.B.キングが亡くなったことで、ブルースのひとつの時代がこれで終わった、というか、ひょっとして、これでいわゆる戦後のバンド形式での正統派モダン・ブルースは、終焉を迎えてしまったのかもしれませんね。

B.B.キングは、1925年9月16日生まれの89歳でした。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

※関連ニュース
B.B.キングが死去 – amass
ブルース界の巨匠B・B・キング氏死去 89歳 自宅でホスピスケア (スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

※参考:B.B.キング – Wikipedia