ボブ・ディランがザ・バンドと共にビッグピンクと呼ばれた家の地下室で録音した「Basement Tapes」の完全版が発売されるというニュース【追記あり】

Basement Tapes Complete: The Bootleg Series 11

どうも、最新の音楽事情にはさっぱり疎く、音楽関係のニュースは昔よく聴いたミュージシャン中心にチェックしている小梅太郎です。

今回気になったのは、ボブ・ディランが、ザ・バンドと共にビッグピンクと呼ばれた家の地下室で録音した、「Basement Tapes」の完全版を発売するというニュースです。

次のようなニュースがありました。

ボブ・ディラン(Bob Dylan)の『Basement Tapes』の完全版が日本でも発売に。国内盤は11月19日でBlu-spec CD2仕様(海外:11月4日) 本作はディランのオフィシャル・ブートレグ・シリーズの第11弾として発売されるもので、CD6枚組で全138曲入り。38曲を厳選した2CDエディションも同日発売されます(海外では3LPも)
ボブ・ディラン『Basement Tapes』の完全版が日本でも発売に – amass

ということで、国内盤は11月19日(海外盤は11月4日)発売です。

全138曲のうち、30曲は熱狂的なディラン・ファンさえも知らなかったであろうトラックと言われているそうですよ。
(参考:ボブ・ディランの『Basement Tapes』の完全版(6CD/138曲入り)が発売に、1曲試聴可 – amass

上記引用サイトには、プレスリリースも掲載されているのですが、それによると、ザ・バンドのガース・ハドソン等の監修により、1967年当時のサウンドにできる限り近づけられ、収録曲はガース・ハドソンの記録に基づいて、時系列に沿って収録されているそうです。

元は「地下室(ザ・ベースメント・テープス)」として、1975年にリリースされたボブ・ディラン&ザ・バンドのアルバムですが、録音されたのは1967年なんですよね。

オートバイの事故によって重傷を負ったボブ・ディランが、「ビッグ・ピンク」と呼んでいた小さな家の地下室に身を潜め、ザ・バンドと共に数ヶ月に渡って100曲以上を録音した、そのレコーディング・セッションの記録ですね。

「地下室(ザ・ベースメント・テープス)」は、個人的にはアナログ・レコードでも聴いていたので、完全版となるとちょっと気になります(けど、完全版は高価ですね…汗)。

※その他の参考記事:・ボブ・ディラン、『ザ・ベースメント・テープス』完全版リリース | Bob Dylan | BARKS音楽ニュース

【2014.10.17追記】
どうやら、日本のみ全曲解説が収録されるそうですよ。

ボブ・ディラン(Bob Dylan)『Basement Tapes』の完全版『The Basement Tapes Complete: The Bootleg Series Vol. 11』。パッケージショットと日本盤の仕様が決定。日本のみ全曲解説が収録されます
ボブ・ディラン『Basement Tapes』の完全版、日本のみ全曲解説収録が決定 – amass

ザ・ベースメント・テープス・コンプリート:ブートレッグ・シリーズ第11集 (デラックス・エディション)BOX

アルバムのちゃんとしたタイトルは、「The Basement Tapes Complete: The Bootleg Series Vol. 11(ザ・ベースメント・テープス・コンプリート:ブートレッグ・シリーズ第11集)」ですね。