サッカー国際親善試合 日本代表対ウズベキスタン代表 テレビ観戦記(2015.3.31)【追記あり】

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先日のチュニジア代表との試合で初陣を勝利で飾った、ハリルホジッチ新監督の就任2試合目ですね。

JALチャレンジカップ2015
サッカー国際親善試合 日本代表対ウズベキスタン代表

キックオフ:2015年3月31日(火) 19時25分
試合会場:東京スタジアム

試合開始前の個人的な注目ポイント

(試合開始前に執筆してます)

ハリルホジッチ新監督の初戦となったチュニジア代表との試合では、前半はフレッシュなメンバーで臨みスコアレスで折り返し、後半は途中交代で入った代表常連組が、さすがといった活躍を見せて2—0で勝利しました。

後半、チュニジア代表の足が止まったというのもあったのですが、連携も含めてやはり常連組が違いを見せた感じで、代表経験の少ないフレッシュなメンバーは、もうちょっと奮起を期待したい内容でしたね(永井とか川又とかですね)。

それでも、代表初選出で初先発だった左SBの藤春や、途中出場の注目の宇佐美は、何だか今後が楽しみな感じでしたが、宇佐美なんかはこの試合も出場機会があるといいですね(できれば先発で)。

ハリルホジッチ監督は、1戦目と全く違うメンバーになると言っているようなので、まだ出場してない選手たちが、どのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです。注目選手は、やっぱり柴崎ですかね。

対するウズベキスタンは同じアジア枠で、最新FIFAランクでは日本の53位に対してウズベキスタンは72位で、過去の対戦成績でも日本が5勝3分け1敗なんですが、前回のW杯予選の対戦は日本の1分1敗で、2012年の試合はホームで0—1負けてるんですよね(W杯アジア3次予選の最終戦で、すでに両チームが最終予選進出を決めた状況での試合ではあったのですが…)。

ウズベキスタンは、1月のアジアカップで日本と同じベスト8に進出してますし、今後のアジアでの対戦もあるので、ここはしっかり勝っておきたいですね。

※参考ニュース
ハリルホジッチ新監督、「2戦目も勝利を」~JALチャレンジカップ ウズベキスタン戦へ~ | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
ハリルJはスタメン総入れ替えで香川、内田ら先発!!昌子も先発デビューへ | ゲキサカ[講談社]

(以上は試合開始前に執筆しました)

先発メンバー

GK 1 川島永嗣
DF 2 内田篤人/DF 19 昌子源/DF 6 森重真人/DF 24 酒井高徳
MF 15 今野泰幸/MF 10 香川真司/MF 28 青山敏弘
FW 4 本田圭佑/FW 9 岡崎慎司/FW 8 乾貴士

確かに先発は第1戦と総入れ替えにはなりましたが、攻撃陣は常連組が名を連ねましたね。

柴崎、大迫、宇佐美あたりが、先発で出てくるかと思ったのですが…

試合観戦記《前半》

試合が始まって様子を見る間もなく、前半6分、乾からのCKをGKが弾き、そのルーズボールをペナルティーエリア外から青山が豪快にボレーを放つと、それが見事にゴールネットを揺らしゴーール!日本早くも先制です!
青山の代表初ゴールですね。
 
早い段階で先制点をあげ、その後も日本のペースで試合が進むものの、なかなかゴール前でいい形を作ることができない時間が続きました。

ウズベキスタンは長いボールも使いつつ、高さとフィジカルを生かした攻撃を仕掛けてきますが、セットプレーなんかはやっぱり怖いですね。

本田があまり目立ってませんでしたね。ボールが落ち着かなかった感じです。
あと、香川は積極的にミドルを放ってましたが、相手DFに当てることが多かったので、もうひと工夫欲しいところですね。ただ、だいぶ調子は戻っているように見えました。

中盤の青山は、ボールへの反応も早く、視野も広くてていいですね。

常連組が揃っていた前半の日本代表ですが、かなり積極的な守備、早い攻撃を意識していたようで、いいプレーも多かったのですが、ウズベキスタンの守備も集中していて、さすがにそうそう簡単には崩せないですね。

前半はこのまま1—0で終了しました。

試合観戦記《後半》

後半開始からのメンバー交代は、
DF 2 内田篤人→DF 3 太田宏介
MF 15 今野泰幸→DF 23 水本裕貴

酒井高徳が右に入り、太田が左。CBが本職の水本は、そのままボランチに入ったようですね。

ウズベキスタンが後半開始からペースを上げてきて、パスもつながれて押し込まれるシーンが目立った後半立ち上がりですね。

そんな中、後半9分、センターライン手前から左サイドの乾にパスが渡り、ドリブルでボールを持ちこんだ乾の粘りから、こぼれたボールを太田がクロスを上げると、ファーの岡崎がフリーで頭で合わせてゴーーール!

よく言われてますが、太田のクロスは精度が高いですね。ドンピシャでした。そして、それをきっちり決める岡崎は、さすがですね。

日本、ちょっと劣勢の嫌な時間帯に追加点と取れたのは、大きいです。

そして、後半18分、出てきました!宇佐美です。
FW 8 乾貴士→MF 30 宇佐美貴史

乾はこの試合もドリブルでチャンメイクをしていて、動きは良かったですが、得点が欲しいですね。このポジションは競争が激しいですからね。

さらに、後半24分、ようやく出てきました。柴崎です。
MF 10 香川真司→MF 7 柴崎岳

トップ下に入ったハリルホジッチ監督体制初出場の柴崎ですが、しばらく見ていると、まだちょっと遠慮しているようなプレーぶりですね。センス抜群なのは明らかなので、もっとガツガツと積極的なプレーが見たいですね。

FW 4 本田圭佑→FW 18 大迫勇也(後半27分)
大迫もやっと出てきましたが、そのまま右サイドに入りました。う〜ん、大迫はトップで見たかったですね。

どんどん新しい選手が交代で入ってきて、どうなるかと思っていると、後半35分、相手のFKのこぼれ球からのカウンターで、柴崎がセンターライン付近から、飛び出してきた相手GKの頭を越えて放った超ロングシュートがそのままゴールに転がり込んで、ゴール!日本追加点で3—0です。

実はこの時、相手DFが放たれたロングシュートを岡崎と競争のように追いかけていて、ゴール前で前にいた岡崎が触ってゴールに流し込んでも良かったのですが、柴崎のゴールにしたかったのか、岡崎はDFをブロックしてましたね。優しい岡ちゃんです。

ところが、後半37分、ウズベキスタンのCKからのこぼれ球を処理しきれないでいると、その混戦でからゴールを決められて失点。
いや〜、いらない失点ですね。もったいない。

FW 9 岡崎慎司→FW 20 川又堅碁(後半38分)
監督は川又を再び見たいということなんでしょうね。川又はこのチャンスをものにしたいところです。

後半38分、真ん中でボールを受けた宇佐美が、DFの間の狭いスペースを切り込んでペナルティエリア内に侵入して、放ったシュートがゴールネットを揺らしゴール!ついに宇佐美が決めました!

狭いスペースをドリブルで持ち込み、短い足の振りで地を這う早く正確なシュートはさすが宇佐美です。
宇佐美はキレキレでしたね。

極めつけは後半45分、川又がゴール前の浮き球を頭というか、身体で押し込んで、嬉しい代表初ゴール!これで5—1です。
川又は、見事ハリルホジッチ監督の期待に応えました、

ちなみに、その前の森重が浮き球ルーズボールを後ろに折り返したボールが、なかなか器用でしたね。

試合はこのまま5—1で終了

終盤はウズベキスタンも集中が切れて、足が止まってしまった感じでもあるのですが、日本がしっかりゴールを決めて、大勝しました。

おわりに

試合は後半の得点で大勝になりましたが、後半立ち上がりはウズベキスタンがパスをつないで攻め込むシーンが多く、日本のプレスがきかず、サイドを崩されるシーンも増えました。

ウズベキスタンのシュートミスにも助けられたシーンが多かったので、このあたりの守備はきっと監督もチェックしてるでしょうね。失点も余計でした。

球際の強さや縦に速い攻撃という点を求められているとのことですが、それは見ていても感じられたので、こういう試合は見ていて面白いですね。

GK以外のフィールドプレーヤーは全選手を試しましたし、本田や香川も普通に交代させるし、扱いが平等でなのも見ていてスッキリします。

選手の中では、先制点をあげた青山が攻守に良かったですね。ボランチとして、視野の広いところも見せてました。

後半に交代で入った柴崎、宇佐美、そして川又のゴールは、若い次世代の台頭を感じさせる、嬉しいゴールでしたね。

これで、ハリルホジッチ監督による日本代表メンバーの大枠が決まることになったのでしょうが、何だか次の試合(6月からのワールドカップ予選)が楽しみになってきました。

【2015.3.16追記】

試合後のハリルホジッチ監督による記者会見のニュース記事の中に、興味深い内容が書かれていました。
それによると、

「後半、罠を仕掛けました。我々はブロックを作りましたが、わざとです。相手を来させてスペースを空けた。そして、我々はボールを奪って速い攻撃を仕掛け、4点取れました」と、選手たちにあえてブロックを作ることを要求していたという。
「罠を仕掛けた」ハリル監督、後半ゴールラッシュの秘密を明かす | フットボールチャンネル | サッカー情報満載!

ということで、後半にボールをもたれて、攻め込まれていたと思っていたのは、わざとだったのですね。
いや〜、私の見方が浅はかでした。お恥ずかしい。

さらに、DF水本のボランチでの起用についても記載がありました。

役目は2人のセンターバックの前に位置し、3人で相手の2トップを見るというもの。ダブルボランチを組むMF青山敏弘とはほぼ前後の関係になり、水本のポジションはアンカーに近かった。
“魔術師”が本領発揮、選手も驚いたハリル監督の奇策 | ゲキサカ[講談社]

ということで、先ほどのブロックを下げて作り、相手を自陣に来させるスペースを作って、速攻に繋げるという展開のために、DFの水本を入れたんですね。

う〜ん、なるほど!
何だかハリルホジッチ監督の采配は、これから楽しみです。