サッカーW杯カタール大会アジア最終予選日本代表対オマーン代表テレビ観戦記（2021.11.17）

「サッカーW杯カタール大会アジア最終予選日本代表対オマーン代表」

キックオフ： 2021年11月17日（水） 1:00
試合会場：スルタンカブーススポーツコンプレックス（オマーン）

前のベトナムとの試合でなんとか勝ち点3を得た日本代表は、それでも3勝2敗とW杯出場に向けて厳しい状況が続き、負けられない試合が続いてますが、オマーンには、初戦のホームでまさかの黒星を喫しているので、そういった点でも負けられない試合です。

GK 12 権田修一
DF 2 山根視来／DF 22 吉田麻也／DF 16 冨安健洋／DF 5 長友佑都
MF 17 田中碧／MF 6 遠藤航／MF 7 柴崎岳
MF 14 伊東純也／FW 15 大迫勇也／MF 10 南野拓実

ここ数試合いい感じで続いている4-3-3ですね。前の試合からは、出場停止の守田に替わって柴崎が入ったのみですね。

多くのサポーターが現状の長友と大迫のパフォーマンスには疑問をもっているところなので、もちろん、これまでの実績と経験は間違いないですが、古橋や中山といったところを使ってもらいたかった、というのが正直なところです。あと三苫も最初から見たかったです。

立ち上がりの日本は、どうにももたもたしている印象で、攻守にピリッとしませんね。様子を見ていると思いたいところです。

それにしても、なかなかボールを前に運べません。連動した動きが見られませんね。パスの息も合ってないです。

前半23分、左の長友からファーでフリーの伊東へクロスが上がったものの、ダイレクトのシュートはミートせず。このチャンスは生かしたかったですね。

オマーンの守備の距離感がいいのか、日本の動きが少ないのか、ボールを効果的に動かせず、前に運べず、う〜ん、時間だけが淡々と過ぎていき、そのまま0－0で前半は折り返します。

オマーンのゲームプランにハマっているような前半ですね。日本はバックパスと横パスばかりで、かなり退屈な前半でした。ただ、攻められる機会はほとんどなかったので、ロングボールたカウンター、ファールに注意しつつ、守備はこのまま集中してもらいたいですね。

けど、引き分けではダメなので、なんかこう、がむしゃらに点を取りにいってもらいたいです（ぜひ、三苫三苫古橋三苫…）。

後半からいよいよ三苫が出てきました。A代表デビューです。柴崎→MF 13 三笘薫

いきなり最初のプレーで三苫が左ライン側をドリブルで切れ込み、ファールをもらいましたが、積極的なドリブル、いいですね〜！！

後半は立ち上がりから、両チーム共に動きが積極的になってますね。日本は動き出しがよくなり、攻撃時も縦への意識が見られるようになってきました。中でもやはり三苫がいいですね！！
ただ、時折オマーンに放たれるミドルシュートには注意ですね。

後半17分、日本は二枚替えです。
南野→FW 11 古橋亨梧／長友→DF 20 中山雄太
古橋は前めの2トップに近い感じでしょうか。

う〜ん、後半から三苫が入ってチームが活性化されたようには見えたのですが（実際、そうなんですが）、その後はなかなか得点の匂いがしませんね。ジリジリした時間が過ぎていきます。

このまま得点できないのではと思いがよぎり出した後半35分、相手陣内でボールを奪った中山からのパスを受けた三苫の切れ込んでからのクロスに、伊東が相手DF前に飛び込んで左足で直接合わせてゴーーーール！！！

ついに、ついに、オマーンのゴールをこじ開けました。決めたのは伊東でしたが、その前の中山のボール奪取に、三苫の切り込みがよかったですね。
ここで伊東が交代です。伊東→MF 18 浅野拓磨（後半37分）

ここから、きっちりゲームを終わらせてもらいたいですね。
大迫→MF 8 原口元気（後半43分）
アディショナルタイムは3分。ドキドキしますね。終盤、古橋の攻守での奮闘が際立ってます。

そして、試合はこのまま1－0で日本の勝利で終了。我慢して、我慢して、最後に得点、勝ち点3を獲得しました。

試合としては、ほぼ日本が支配していたのですが、サッカーってそう単純でないので、ほんとハラハラしました。

前半の低調なパーフォーマンスに比べて、後半はアグレッシブでよかったですね。

前半から見て、ここ数試合同様に大迫、南野、長友、柴崎の不調は明らかで、交代で入った三苫、中山、古橋の好調さも明らかでした。

ぜひ、森保監督には、今後は三苫、古橋ら好調の選手を中心に据えた形を考えてもらいたいですね。

ただ、吉田、冨安の守備が安定しているのは、チームとして大きく崩れることはないと思われるので、大きいですね。

年内の代表戦はこれで終了です。年が明けて、2022年1月27日（木）にホームで中国との試合です。

今回の節でオーストラリアが中国と引き分けたことで、順位上では日本が2位になっていますが、もうとにかく一戦必勝ですね。勝ち続ければW杯です。