2ヶ月ぶりのサッカー日本代表の試合です。
キリンチャレンジカップ2013
サッカー国際親善試合 日本代表対ブルガリア代表
キックオフ：2013年5月30日（木）19:20
試合会場：豊田スタジアム
試合の前情報と見所
（途中までは、試合開始前に執筆しました）
6月4日の大一番、W杯アジア最終予選・オーストラリア戦に向けたテスト・マッチということになり、選手たちのコンディションの見極めとともに話題になっているのが、トップ下。
この試合では、今や間違いなく日本代表の大黒柱となっている本田圭佑が、ロシアでの国内カップ戦の日程の関係で、まだ合流しておらず欠場となる上、そもそも故障の具合もよく分かっていないようなので、このブルガリア戦では本田不在の場合を想定した試合ともなるわけですね。
同じく、シュツットガルトの岡崎慎司と酒井高徳も、ドイツカップの決勝のため、合流が遅れるんですよね。
日本代表での岡崎の決定力は突出しているので、清武弘嗣とかがどう頑張るかも気になる所です。
ちなみに、この不在の3選手が合流するのはオーストラリア戦前日の6月3日とのことです。
コンディション面では、故障明けの長友佑都や、シーズン終盤をケガで欠場していた吉田麻也なんかが気になるところですね。
また、練習では最近封印していた感のある、3−4−3も試していたそうですが、さすがにこのタイミングで実践では使わないと思うのですがどうでしょうか。
と行った感じの前情報ですが、実際の試合はというと。。。
（以上は試合開始前に執筆しました）
対ブルガリア戦の試合内容
先発メンバーを見てビックリしました。
GK:1 川島永嗣
DF:6 内田篤人／22 吉田麻也／16 栗原勇蔵／15 今野泰幸／3 駒野友一
MF:17 長谷部誠(Cap)／7 遠藤保仁
FW:10 香川真司／18 前田遼一／19 乾貴士
なんと、3−4−3でした。
いや〜、ザックさん試してきましたね！
本田不在の時に、代わりのトップ下は誰かというより、いないならいないなりの別のシステムでもいいわけですが、3バックでくるとは。
連携とかはどんなもんでしょうか。
試合は前半4分に、ブレ球FKでいきなり先制されて、ちょっとビックリでしたが、ブルガリアは、Ｗ杯欧州予選でイタリアに続いて２位と、現在好調というだけあって、パワフルだけど組織だっていて出足もよく、ブルガリア代表のことはほとんど知らないのですが、実にいいチームですね。
これはいいテストマッチを組みました。
前半は、攻撃は3−4−3だからといって、とまどった感じでもなく、乾や香川は結構動き回っていい形も作ってました。
対して守備のほうは、ちょっとぎくしゃくした感じも見られ、時々裏を取られてたりして、3バックって難しいんでしょうね。
後半からは、慣れた4バックに変わり、メンバーも変えてきました。
吉田、内田、駒野、前田が下がって、5 長友佑都、21 酒井宏樹、8 清武弘嗣、11 ハーフナー・マイクが入りました。
前半と比べると、やっぱり4バックは練れてるんでしょうね。
ボールも人も動きがズムーズに見えます。ただし。。。
後半24分：乾→14 中村憲剛
なかなか攻めあぐねていると思っていたら、セットプレーから長谷部のオウンゴール。。。がっくし。
後半35分：長谷部→13 細貝萌
結局、そのまま0−2で試合終了で完封負け。
う〜ん、何とも言えませんね。
点のとられ方はやむを得ない所があったとしても、何せ点が取れないとどうにもならない。
今に始まったわけではないけど、点が取れない、取れる形にならない。
ブルガリアがいいチームだったとはいえ、残念ながら、大一番の次戦、オーストラリア戦に不安を残すだけの試合になってしまいました。
結局、本田待望論になってしまうのかな〜
次のオーストラリア戦に引き分け以上で5大会連続のW杯出場が決まる日本代表ですが、すんなり行く相手ではないですよね（というか、すんなり行く相手なんか、今はどこにもいませんが）。
それもで、しっかりと勝って、すっきりとW杯出場の切符を手にしてもらい、次回のテレビ観戦記では、是非、喜びを爆発させたいです。